夏生のオススメ 「デクスター 警察官は殺人鬼」
10月からのオンエアに伴い、キャストが来日! ということでマスコミの話題を独占中の「HEROES/ヒーローズ」ですが……。実は、その一方でひそかに注目されている作品があります。それは、サスペンスドラマ 「デクスター 警察官は殺人鬼」。
デクスターとは、主人公の名前です。昼間はCSIとしてマイアミ警察に協力し、夜は法の目を掻い潜って生きている犯罪者を処罰するという、二つの顔を持った男が描かれています。
いわばアメリカ版「必殺仕事人」ですね。
「デクスター~」が注目されたのは、主演俳優の魅力にあります。デクスターを演じたのは、葬儀屋一家の日々を描いた「シックス・フィート・アンダー」に出演していたマイケル・C・ホールです。舞台で演技力を磨いた後、「シックス・フィート・アンダー」でTVデビューを果たしました。
「シックス・フィート・アンダー」では、6シーズンもやわらかい物腰のゲイを演じていましたが、その彼が、髪の毛もオールバックから普通の髪型に、服装もスーツ姿からラフな格好へ。虫も殺せないような軟弱男という役柄から、殺人鬼へ大変身! これには本当に、本当に、びっく~りさせられました。アメリカでは大絶賛され、本年度のゴールデングローブ賞TV部門主演俳優にもノミネートされました。
ざっくりとストーリーを紹介すると……。
昼間は血痕分析官として働くデクスター。夜は睡眠時間を惜しむことなく悪党どもを独自の方法で処分してきた。そんなデクスターの夜の顔を知る男(?)が、彼を挑発し始める……。
デクスターの夜の顔を知るのは、本人、彼を挑発する男、そして視聴者のみ。視聴者は、ストーリーを通じて、デクスターの秘密を共有していくのです。いつデクスターの正体がばれるのか!? スリリングな思いも彼と共有しているのです。そこがのめり込んでしまう理由の一つかも知れません。のめり込んでも12話という短いものなので見やすいかと思います。
殺人事件の現場や夜の顔を描いたデクスターのシーンは、グロテスクで見るに耐えなれない方もいるかと思いますが、定番の作品に飽きてしまった人には、オススメの作品 です。
「デクスター~警察官は殺人鬼」はFOXCRIMEにてオンエア中。
「シックス・フィート・アンダー」は、スーパー!ドラマTVにてオンエア中。

