バンクーバー冬季オリンピックも、いよいよ終盤に差し掛かろうとしております。
オリンピック放送を中心に据えた放送スケジュールになっているので、定番ドラマの放送も『24』とか『LOST』と言った大御所以外は休止だったり、再放送オンリーだったり。
そして、『White Collar』が放送されていた放送局も………>まだ引きずってます…
が。
なんと、私が泣き言を送ったBravo.caから、返事が来たんです!!
まったく期待していなかっただけに、驚愕でした。
それによると、今回のチャンネル移動は『一時的』な措置らしいです。
というのも、バンクーバーのある西側のケーブルTVでは、フランス語バージョンオリンピック放送枠を提供するために、Bravoを外してフランス語チャンネルを導入したんだとか。
カナダの公用語は、英語とフランス語となっています。バンクーバーは英語人口が大多数を占めており(中国語もかなり多数ですが)、開会式をご覧になってもお分かりのように、フランス語の歌手が出てきて歌ったり、開会挨拶をフランス語と英語でやったり…といったフランス系に対する配慮がなされていました。
それでも、フランス語圏の本場ケベック州あたりからは、『フランス語の割合が少ない!』という不満が出たようですが……。
そういう背景があるので、西側に住んでいるフレンチ・スピーカーの人々のため、ShawケーブルTVではフランス語のオリンピック放送枠を増やした……というわけです。
ただ、Bravoからの返事には「一時的な変更」とは書いてありましたが、「オリンピックが終わったら戻る」とはひと言も書いておらず、まだまだ安心はできません…戻る保障はないもんね……ということで、オリンピックが終わるまで静観です。
ドラマも新エピが殆どない現状ですので、今回はオリンピックたけなわのバンクーバーから、写真つきで現地レポートをお送りしたいと思います。
さて、2月の最高気温記録を連日更新している、前代未聞の暖かい冬のバンクーバー……冬季五輪、ならぬ、春季五輪、などと言われています。
それもそのはず。
桜が満開です。
普通は、これ、4月下旬の光景です。
ダウンタウンに出れば、人、人、人…。
そして、こんなのが。



街角のあちこちに「ようこそ」を表す言葉が各国の言葉で飾られています。
オリンピック前と比べて、街角の変わった風景と言えば、ポストとゴミ箱。
ポストは、普通は日本と同様「赤一色」のカラーリングだったんですが、オリンピック前には、カラフルにデコレーションされてました。

そしてゴミ箱。安全上の理由からなのか、ゴミ箱は撤去され、代わりにこんなのが。

ゴミ袋リング?
中身が見えて、回収もラクチン、でしょうか。
こちら、オリンピック時計。
開会式までは、カウントダウン、でしたが、開会してからは、カウントアップ、です。

今回は、開会式をやった屋内会場と、屋外の2箇所に聖火台があります。
こちらは外の聖火台……ですが。

安全上の理由で、金網フェンスで囲まれ、近づくことができません。
近寄ってもこの程度。


金網に囲まれた味気ない聖火台、…私の写真の腕も悪いのかもしれませんが、どう見ても、『工場の煙突』としか……。
見物人からの苦情も多く、結局、後日VANOC(バンクーバーオリンピック委員会)は、金網を撤去し、もっと低いフェンスに変えて、近くから見られるように改良しました。
↑ の「煙突聖火台」は貴重な一枚デス。>負け惜しみ……
オリンピックの三大テーマは、『より速く、より高く、より強く』ですが、バンクーバーオリンピックの観客には『忍耐』が加わります。
とにかく行列行列どこに行っても行列です。
↓は、ホンモノの金メダルに触って、一緒に記念写真も撮れる、という臨時造幣局?に並ぶ人々。オリンピック記念硬貨を買うこともできるらしいです。4時間から6時間待ちです。
その下は、バンクーバー・アートギャラリーに並ぶ列ですが、何故並んでいるかは不明。(→その後、『レオナルド・ダ・ビンチ解剖図展』に並んでいることが判明。オリンピック期間中は入場料がタダ!だったんだそうです)


こちらは、ZipLineという無料イベント。ダウンタウンの中心部、ロブソン通りに設置された2つのタワーの間をワイヤーで結び、ハーネスをつけて滑空し、空中散歩を楽しめるというもの。>提供元はWhistlerにあるZip Trekというアクティビティです。
滞空時間、20秒。
待ち時間、6時間……。
(クリックすると画像が大きくなって、宙吊りになってる人間が見えますー)

こちらは、オリンピック公式グッズを購入することができるBayというデパートです。

かの有名な『メープル赤ミトン』を買うためには、デパートの外に1時間待ちを覚悟しないといけません。
また、ダウンタウンを中心に、あちこちにパビリオンが設置されています。
カナダの各州、アルバータやサスカチュワン、オタワなどの州運営パビリオン、オランダ、スイス、アイルランド、メキシコ等、参加国の提供するパビリオン等があり、観光地紹介、名物料理、ライブコンサート、大画面でのオリンピック・ゲーム鑑賞…等々のイベントが盛りだくさんです。
もちろん、こちらも入場待ちの列があります。テレビのニュースでは、各パビリオンでどのぐらいの待ち時間か…という情報も流しています。
私が行ったのは、アイリッシュ・ハウスのみ。


入場料は10ドル。
そして、入るには身分証明書が必須です。
……なぜかというと、アルコールのドリンク券1枚込み、だからです。(こちらのパブではアルコールを買う際には、IDを見せないといけません)
テントの中は、アイルランドのパブ風。
食べ物もあります。アイリッシュ・シチュー(溢れんばかりの牛肉オンパレード)と、プルド・ポーク・サンドウィッチ(パンよりも豚肉のほうが多いんじゃないかと思われる)を頂いてみました。

ちなみに、このアイリッシュ・ハウス、午前3時!まで開いています。オープン当初には、あまりの大音響で近所の高層アパートの住人から苦情が殺到したため、スピーカーの音を絞ることになりました。
が、その際の担当者のコメントが奮ってます。『降りてきて一緒に楽しめばいいのに』
日本だったらまず謝るのが先じゃないかと思うのですが、さすがユルさには定評があるバンクーバーらしいコメントですね~。
現地にいると改めて、オリンピックっていうのは2週間の熱狂的なお祭りなんだなあ、と思います。
そして、カナダ人っていうのは、本当にメープルリーフの国旗を愛しています。
元々、イベント事以外の時でもメープルフラッグはよく見かけますが、今ほど町中いたるところにカナダ国旗が溢れ返っている光景は初めてです。

すっぽりとカナダ国旗に覆われた ↑ は、往年のハリウッド俳優を初め、多くの有名人が宿泊した由緒ある元ジョージアン・ホテルです。現在改装中で、長期滞在型ホテルとして生まれ変わる予定です。
以上、熱狂!怒涛のオリンピック・フェスティバルfromバンクーバーレポート、をお送りしました。
明日から始まる女子フィギュアの日本勢の活躍、気になるところですが……オリンピック終わったら『White Collar』も戻ってくるかなあ~~というのも、同じぐらい気になっている、根っからのドラマファンの私です…。