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Usagyの海外ドラマとってだし通信 fromバンクーバー

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ロビンソン・クルーソーの元祖は『冒険野郎マクガイバー』だった!

NBCで放送されているCrusoeは、有名な小説「ロビンソン・クルーソー漂流記」(ダニエル・デフォー著)を原作とした全13話のTVシリーズです。イギリス・アメリカ・カナダ・南アフリカの共同制作で、南アフリカ、セーシェル、イギリス、カナダのモントリオール等で撮影された一大プロジェクトでした。


シーズン途中で放送時間や放送日が変わったりして不遇な扱いを受けていましたが、めでたく13話全部の放送が終わりました。

無人島に流されたロビンソン・クルーソーとフライデーが二人で力を合わせてサバイバルしていく、という地味なストーリー(だと勝手に思ってました…)を、いったいどうやってTVシリーズにするの?????と当初は疑問だったのですが、フタをあけてみたら、無人島どころか海賊やら人食い族が登場したりして、なにかと人口密度の高い島でした。
おまけに、ロビンの出生の秘密やら、それに絡んで彼の命を狙う敵が出てきたり等、原作にはないエッセンスが加えられたアクション・アドベンチャーになっていました。

騎士道精神溢れる、育ちの良さそうな主役ロビンソン・クルーソーにフィリップ・ウィンチェスター、頼りになる相棒フライデーをジンバブエ出身のTongai Arnold Chirisaが演じています。
ベテランのサム・ニールや、ショーン・ビーン(ロビンソンの父親役)、ホアキン・ド・アルメイダも顔を見せており、豪華なキャスト陣です。


主な撮影地は南アフリカ。
その雄大な自然の風景は、ドラマの見所の一つでもありましたが、何より驚いたのはロビンとフライデーが住むゴージャスなツリー・ハウスと、発明品の数々です。
二人っきりで、しかも人力だけで、リビング、キッチンスペース、寝室もある立派なツリーハウス(しかもエレベーターつき!)をどうやってジャングルの中に建造したのか、とか、どうやって資材を運んだのか、とか色々と疑問はありますが、それは置いといて。

歯車とヤシの実を使った自動ジュース絞り機、樽を使った貯水槽、敵を陥れる罠の数々。
”その場で手に入る物” に ”アイデアと創意工夫” を加えて様々な発明品を作る……このコンセプトに何やら懐かしいものを感じていたら、やっぱり出てきました、”マクガイバー”!!

IMDbのプロット紹介にも、”マクガイバーと類似点のある主人公”と書かれていたし、今日の夜放送されていたCrusoe:Behind the Scene特集番組でも、ロビン役のフィリップ・ウィンチェスターが、「原作の小説に、アクション要素とマクガイバー風味を加えて、よりスリルに満ちた冒険譚になっているよ」と紹介していました。


マクガイバー繋がりで思い出すのは、昨年の秋から放送が始まったジェリー・ブラッカイマー手掛ける新TVシリーズEleventh Hour
最近放送されたエピソード『Eternal』中、主人公Dr.Hoodと彼のボディーガードAgent Young(巨乳のブロンド美人です!)が冷蔵庫に閉じ込められたシーンで、Hoodが『私はマクガイバーじゃないよ』というセリフを言うんですね。

日本でも、伊坂幸太郎の小説『魔王』で、”考えろ、考えろ、マクガイバー!”という言葉が登場して話題になったかと思いますが、このように、世の東西問わず色々な形で取り上げられる”マクガイバー”。
この作品が、如何に今のクリエイターたちに大きな影響を与えたかが伺えます。

考えてみれば、私がバンクーバーに来るきっかけになったのも、マクガイバーのせい(笑)(バンクーバーが撮影地でした)と言っても過言ではありません。
ドラマと言えど、人の人生を思わぬ方向へと導くきっかけになるのですから侮れません。


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