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Vol. 9 天然ボケ?『フレンズ』フィービーを演じたリサ・クドローの素顔とは?

2005年5月9日
ジェニファー・アニストンとブラッド・ピットの破局話で脱線してしまいましたが、再び『フレンズ』キャストの素顔に迫ろうと思います!今回は、不思議な世界の住民といった感じのフィービー・ブッフェ役を演じたリサ・クドローです。

父はドクターのキャリア系両親
『フレンズ』女性3人組の中で一番背が高く177センチもあるリサ・マリー・ダイアン・クドローは、1963年7月30日にカルフォルニアのエンシノで生まれ、タルザナという町で育ちました。父リーは医師、母ネドラもやり手の旅行エイジェントと優秀な両親の元育ったリサですが、学生時代は主にスポーツにいそしんでいたとのこと。中でもテニスは、トップクラスの腕前で、ビリヤードの腕もプロ級とのことで知られています。

小学生時代、リサのクラスにダニエル・パールという人物がいました。そう、後にウォール・ストリート・ジャーナル誌の記者となり、パキスタンで取材中に誘拐・殺害された悲劇のジャーナリストが、彼女のクラスメイトだったのです。

中学、高校と地元の学校に通ったリサが選んだ大学は、ニューヨークのヴァッサー大学。そこで生物学を専攻したリサは卒業後、医学研究員となるためロスに戻り医師である父親と働き始めました。

きっかけはジョン・ロビッツ
研究員としてキャリアをスタートさせていたリサですが、彼女の兄の友人であり映画『プリティ・リーグ』(1992)など多くの映画に出演しているコメディアン俳優ジョン・ロビッツの影響でパフォーマンスの世界に興味を持つようになります。

思い立ったら即実行!の性格はフィービーと同じのようで、リサはロスで有名なグランドリングス・シアターのインプロと呼ばれる独特の即興演劇(『サタデー・ナイト・ライブ』で行われている)のオーディションを受けます。細かいルールがあり速いテンポが特徴の、英国生まれのインプロは非常に難しく、経験のないリサはオーディションには落されてしまいました。しかし、幸運なことにオーディションを見ていた、インプロの世界で神とあがめられているシンシア・シゲティに弟子することを許されたのです。同じくシンシアの弟子で、後に米国の人気コメディ番組『Late Night with Conan O’Brien』のホスト、コナン・オブライアンと、この時期にリサは友人になります。

その後、修行が実り1989年にリサはグランドリングス・シアターの一員になることが出来、コメディアン女優としての第一歩を踏み始めることになったのでした。

テレビドラマの初役はアースラ
1989年以降、マイナーなドラマなどに出演していたリサが注目されたのは、1992年に放送された『あなたにムチュー』で、風変わりなウェイトレス役としてゲスト出演した時でした。このウェイトレス役こそが『フレンズ』のフィービーの双子の姉であるアースラ役だったのです!この役がきっかけで『フレンズ』役を手に入れたのは言うまでもありません。『フレンズ』では、アースラ役とフィービー役を同エピソードで演じたことも何どかあり、その都度大きな話題を呼びました。

ちなみに、異母兄弟の三つ子を妊娠し出産するエピソードは、リサが実際に妊娠したために急遽作られたストーリーだったのです。フィービーが無事に三つ子を出産したように、リサも1998年の5月7日に息子ジュリアン・マレーを出産しています。

また、リサが『フレンズ』のフィービー役で、エミー賞コメディ部門助演女優賞を受賞したのも1998年のことでした。

婚するまで処女だった!
『フレンズ』では自由奔放なフィービー役を演じているリサですが、実は結構マジメな一面を持っています。

1995年の5月に、彼女は31歳で広告代理店に勤務するマイケル・スターン氏と結婚したのですが、なんと!彼と結婚するまで処女を貫き通したというのです。これはリサの母親が語った「処女は旦那さまになる人への特別なプレゼント」という言葉に従ってのこと。コメディアンという職業柄、異性関係がかなりルーズな感じもするので、意外だと思いませんか?

スラッとした長身で美しいブロンド娘のリサが演じる、超天然なフィービーは本当に見事!「ダム・ブロンド」というイメージがピッタリと思わせるほど当たり役でしたよね。でも、そんな彼女のコメディは勉強され、また研究されたものであり、プロとして計算された上で演じられたものだったのです。

リサのコメディアン女優としての成功は、影で苦労しながら得たもの。最近、スクリーンで見かける彼女には年を感じてしまうのですが、自然な美しさが最高のリサの活躍に今後も大いに期待したいところです。

<次回から、おまちかね男性軍です!>