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トム・クルーズ、日本のSF小説「戦闘妖精・雪風」映画版の主演決定

2013年4月16日
米映画会社ワーナー・ブラザーズが映画化予定の、神林長平原作のSF小説「戦闘妖精・雪風」の映画版に、人気俳優トム・クルーズが主役で出演することが決定した。

米映画会社ワーナー・ブラザーズが、「戦闘妖精・雪風」の映画化権を取得し、同映画にトム・クルーズの出演が決定したと、米HollywoodReporterが伝えている。現在は主演映画「オブリビオン」のプロモーションに大忙しのトムだが、日本で生まれたSF作品に出演するのは、これがはじめてではない。トム主演映画「All You Need Is Kill(原題)」も桜坂洋原作の日本のSF小説で、こちらもワーナー・ブラザーズの製作により、来年公開予定となっている。

「戦闘妖精・雪風」は、1979年から1983年にかけて『SFマガジン』誌上に掲載されたSF小説である。また、2002年から2005年には、俳優の堺雅人主演声優を務めアニメシリーズ化された。こちらはCGによる戦闘機バトルシーンが高く評価され、受賞歴もある作品である。

「雪風」は、突如南極に出現し、侵攻を始める「ジャム」と呼ばれる異星体と、彼らに抗う人類の物語。主人公・深井零は、ジャムと戦うため組織された多国籍軍の戦闘偵察機・雪風のパイロットである。ストーリーは次第に激しくなっていく人類とジャムの戦い、そして零と戦闘機・雪風の関係を描いている。

なお、トムがどの役柄を演じるかは、現時点では発表されていない。
 
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