「アメリカン・アイドル」審査員のマライア ＆ ニッキー、ギスギスはまだ続行中[動画あり]

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン12で、ともに審査員を務める歌手マライア・キャリーと、ニッキー・ミナージュ。キャスティングが発表されて以来、たびたび確執や不仲説、さらには大ゲンカまで報道されてきた。さすがにシーズン終盤に入ってきた今では、そろそろ仲よくなっているだろうと思いきや、まだまだバチバチやり合っているようだ。

今月2日に放送された番組内で、事件は起きた。とある候補者が、リアーナの曲を歌ったことだ。マライアがこのパフォーマンスへの批評中に、ニッキーが茶々を入れだす。マライアは適当にそれをあしらい強烈な嫌味をぶつける。

「あなた(候補者)がいま歌ったBillboard Hot100(※)で1位をとった曲のことだけど、これって手に入れるのはとても難しいし、誰でにでもできることじゃないのよね」
(※Billboard Hot 100　…　アメリカのシングル人気ランキング)

実はニッキーの曲は、このビルボードHOT100で1位を獲得したことがない。一方でマライアはトップの常連だ。マライアはそのことを嫌みにして行っているのだ。これには同じく審査員を務めるランディ・ジャクソンとキース・アーバンも苦笑い。

【動画】気まずい空気が流れだすのは、動画58秒くらいから


ところがニッキーもやられっぱなしで黙っていなかった。ツイッターで以下のようにコメント。

「なんで、すごーく成功したあの年代の女性が、あんな頼りなくて意地悪なのかしらね」

さらにニッキーは、「アメアイ」のプロデューサー陣が、マライアに代わって昨シーズンまで審査員を務めていたジェニファー・ロペスを再び起用するといううわさについて言及。

「ジェニファーを呼ぶの?　個性もあるし、頼りになる女性で、正真正銘の批評ができる切り札ね」

これに対してマライアは沈黙したままだ。今シーズンも終盤に差し掛かる中、今シーズンの審査員席の雰囲気は不穏なままで終わってしまいそうだ。いっそ審査員も、候補者と同じく視聴者投票で決めてみてはいかが?