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アダム・ランバート、第24回GLAADメディア・アワードの特別賞を受賞

2013年5月14日
人気歌手のアダム・ランバートが、中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟「GLADD」が主催するGLAADメディア・アワードの特別賞を受賞した。

アダムは、5月11日にサンフランシスコで開催された、GLAADメディア・アワードの、デビッドソン/ヴァレンティニ賞を受賞。同賞は、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコで開催されるGLAADメディア・アワードのうち、サンフランシスコだけで贈られる特別賞で、LGBTコミュニティの権利向上に著しい貢献のあったLGBT個人に対して贈られている。

アダムは、ほかにも、最優秀ミュージシャン賞を受賞。この賞は、昨年夏にカミングアウトしたラッパーのフランク・オーシャンも獲得しており、2人同時の授賞となった。

プレゼンターを務めたスパイス・ガールズのメラニー・ブラウンから、デビッドソン/ヴァレンティニ賞を受け取ったアダムは、カミングアウトしたことに誇りをもっているものの、エンターテイナーとして活動するのには妨げになることもあり、「とてもイラつくことがある」と告白。

「みんな、ボクに対して、別々の異なるイメージを抱いているんだ。レーベルは、こんな感じに思っているけど、ファンはあんな風にって思っている。そして、家族は、こう願っている。あるコミュニティは、もうボクに黙って欲しいって思っているけど、別のコミュニティは、もっとボクに発言して欲しいって思っている。保守派に、リベラル派に・・・・」と述べ、「Whataya Want From Me」のフレーズを歌い、ユーモアたっぷりに彼の気持ちを表現した。

「ボクたちに出来る一番のことは、本物であり続けることだよね。そして、受け入れてもらえるんだよってメッセージを広げること。ゲイだろうが、ストレートだろうが、年寄りだろうが、若者だろうが、男性だろうが、女性だろうが、黒人だろうが、白人だろうが・・・たった一人でも、"こうなりたい!"って自分の考えをオープンに語れるようにインスパイアできるのならば・・・イライラしてしまうほど興味本位であることも多いメディアの世界から、客観化されることも悪くないと思えるんじゃないかな。」と言った。

アダムは、今回のGLAADメディア・アワードに、母親を連れて出席。1日早いが、素敵な母の日のプレゼントになったと、多くの米メディアが伝えている。
 
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