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レオナルド・ディカプリオ、新作でロシアの怪僧ラスプーチンを演じる?

2013年6月10日
「華麗なるギャツビー」や「ジャンゴ 繋がれざる者」のレオナルド・ディカプリオが、ワーナー・ブラザースの新作伝記映画でロシアの怪僧ラスプーチンを演じるかもしれないと米Deadlineが伝えている。

ラスプーチンは、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世一家の近しい友人であり、彼らに仕えた僧侶。皇帝と皇后アレクサンドラの一人息子、アレクセイの血友病の治療にあたり、皇帝一家の信頼を得たが、最後は暗殺された。ロマノフ家の滅亡を予言するなど、魔術的な力を持つといわれたラスプーチンの人物像は神格化されるようになった。

ラスプーチンは、皇后と愛人関係にあったとされるなど、スキャンダラスで悪役のイメージが強い。しかし、ディカプリオは、そんな彼にまつわる秘密や運命にとても興味を持っているという。幼少期に兄を亡くしたことで良心を失い、本当は親切な心を持ちながらも、冷酷な人間になっていった彼の人生に魅かれているようだ。

本作は、ジェイソン・ホールの脚本をもとに、ワーナー・ブラザースが映画化権を獲得した企画。今のところ監督やキャストなど詳細は明らかになっていない。

「ジャンゴ」では極悪人の奴隷荘園主を、「華麗なるギャツビー」では謎の大富豪と、様々なキャラクターを演じてたレオナルド・ディカプリオ。彼の演じるラスプーチンにも期待が高まる。
 
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