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TLCと安室奈美恵のリメイク・コラボに、レフト・アイの遺族が激怒

2013年6月27日
伝説的ガールズR&Bグループ=TLCが、日本の人気女性アーティスト安室奈美恵とコラボした、90年代の大ヒット曲「ウォーターフォールズ」の新バージョンに、2002年に事故死したメンバー、レフト・アイの遺族が憤りを感じていると報じられた。

90年代に一世を風靡し世界の音楽シーンに多大なる影響を与えた、T-ボズ、レフト・アイ、チリの3人からなるTLC。92年のデビュー以来、現在までに4つのグラミー賞を受賞、全米シングル・チャート1位を4曲で獲得、全世界のアルバム総売上6,500万枚以上という、ガールズR&Bグループとして史上最高の売上記録を保持するスーパーグループである。

このTLCが、安室奈美恵とコラボした「ウォーターフォールズ」(20th アニヴァーサリー・ヴァージョン)は、デビュー20周年を記念し制作したアルバム「TLC 20 ~20thアニヴァーサリー・ヒッツ~」に収録されたもの。安室は故レフト・アイのパートを、彼女風にアレンジして歌い上げており、オリジナル版とは、また違った良さがあると好評だ。

【音源】 TLC&安室奈美恵の新バージョン「ウォーターフォールズ」


しかし、米TMZによると、レフト・アイの遺族は、TLCと「日本のブリトニー・スピアーズ的な」存在の安室が、「ウォーターフォールズ」の新バージョンをレコーディングすることを事前に知らされていなかったと激怒。レフト・アイの妹でラッパーとして活動しているレインドロップ・ロペスは、「ファンが、ネットに曲をアップするまで、知らなかった。私たちを、こんな風に驚かせる前に、教えてくれてもよかったのでは」と述べ、レフト・アイのラップが取り除かれていることを、「裏切られた」と感じると語った。

また、レインドロップは、彼女たちの母親もショックを受け、心を痛めているとも発言。母親は、リサ(レフト・アイの本名)の思い出のためにも、声をそのまま残してほしかったと、落ち込んでいるという。

レフト・アイの遺族が「ウォーターフォールズ」の新バージョンを勝手にレコーディングされ、がっかりしていると報じられると、ネットでは、「リメイクなんだからいいじゃないか」「遺族には文句言う権利なんてないだろう」「お金目当てか」と厳しい声が上がった。レインドロップは、このバッシングを止めるためか、TMZに対して、「TLCの裏切りにがっかりしたが、『ウォーターフォールズ』をリメイクすることは、別に構わない」と訂正。「ただし、日本のみで発売することが条件」だと付け加えた。
 
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