「glee」リー・ミッシェルがティーン・チョイス賞受賞！ 亡きコーリーをしのぶ涙のスピーチ[動画あり]

8月11日(日)、アメリカで、ティーンエイジャー(10代)の投票によって、各分野で最も活躍したセレブ・作品を選ぶティーン・チョイス・アワードの授賞式が開催され、コメディ部門の最優秀女優賞を受賞したリー・ミッシェル(26)が、感動的なスピーチで会場の涙を誘った。

リーは、人気海外ドラマ「glee/グリー」での演技により、2013年版ティーン・チョイス・アワード(TCA)にて、テレビドラマ・コメディ部門の女優賞を受賞。7月13日に同番組の共演者であり、私生活では恋人でもあったコーリー・モンテース(享年31)を亡くしたばかりのリー。彼女は8月11日に行われた授賞式にも、彼の名が刻まれたネックレスをつけて出席しており「この賞をコーリーに」というスピーチが会場を感動で包んだことを、米Zap2itが伝えている。

コーリーの死の直後は、激しく落ち込んでいたというリーは、受賞の喜びとともに、「今日までの数週間という難しい状況を乗り越えるのに、みなさんの愛と応援が、どれだけ私にとって意味あるものであったかを伝えたいです」と、改めてファンに感謝を示している。

【動画】涙を流しながらも気丈にスピーチを行うリー・ミッシェル(25秒頃から)


また、「私はこの賞を、コーリーにささげたいです。みなさんが私と同じように、愛し、そして尊敬していたコーリーへ」と涙を誘い、最後に「コーリーは私たちの心の一部となりました」と、現在でも変わらず彼を慕う気持ちを明かした。


リーのスピーチ全文は、以下の通り。


みなさん、ありがとう。
私は今日ここで、これまでの数週間という難しい期間を乗り越えるため、みなさんの愛情と応援が、どれだけ意味のあるものだったかを伝え、そして個人的に感謝したいです。
以前から疑いを持つことはありませんでしたが、みなさんは絶対に世界で一番のファンです。
この賞をコーリーに、私と同じくみんなが愛し、敬った彼へささげたいです。
この難局を、みなさんと一緒に乗り切ると、みなさんの愛に約束します。
彼は私に、そして世界にとって、とても特別な存在でした。
私たちは彼の素晴らしい才能、ハンサムな笑顔、そして美しい、本当に美しいハートの“目撃者”になることができて、すごくラッキーでした。
だからこそコーリー個人、もしくはただ“フィン・ハドソン”(コーリーが「glee」で演じた役名)として知っていただけでも、彼は私たちの心に届き、そしてハートの一部になりました。
みなさん今日は本当に、ありがとうございました。