「プリズン・ブレイク」レーン・ギャリソン禁固40ヶ月に

米FOXチャンネルの大ヒットドラマ「プリズン・ブレイク」でトゥイーナ役を演じていたレーン・ギャリソンに、禁固40ヶ月の実験判決が下された。

これはアメリカ現地時間31日ビバリーヒルズ裁判所で、ウィノナ・ライダー万引き事件などを多くのセレブ案件を担当しているエルデン・フォックス裁判官が下したもの。レーンは昨年12月にビバリーヒルズで交通事故を起こし、同乗していた17歳の青年が死亡、15歳の少女2人が重軽傷を負う惨事となった。レーンは、その場で逮捕されなかったが、血液検査の結果規定の2倍以上のアルコール数値が検出された他、コカインを摂取していたことが明らかになり起訴された。

レーンは5月に出廷しDUI(薬物・アルコール等の影響下での運転)、自動車運転業務上過失致死傷罪、未成年者に飲酒させた罪を全てに対して有罪であることを認め、8月に90日間の拘禁刑が言い渡された。この拘禁刑に服している間、心理学者と拘置所看守により査定や評価が行われ、この結果が考慮され最高で84ヶ月の禁固刑になるところを半分以下に減罪された今回の最終判決が下された。

「プリズン・ブレイク」は、無実の罪をきせられ死刑を宣告させられた兄を救うため、全てをなげうって奮闘する弟を軸に物語が展開する大ヒットドラマ。レーンはこの番組で初のセミ・レギュラー役を手に入れ活躍していた。