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「アグリー・ベティ」ニューヨークのスタジオへ移動

2008年5月8日
米ABCネットワークで2006年から放送されている大ヒットコメディ「アグリー・ベティ」が、ロサンゼルスからニューヨークへ撮影所を移す。

ニューヨークが舞台の「アグリー・ベティ」は、これまでパイロット以外のエピソード全てをロサンゼルスの撮影所で制作していたが、ニューヨーク州が「映画・テレビ製作税額控除」新法を制定させたのを受けて撮影所を移すことを決定したとのこと。

ニューヨーク知事は2週間前に「映画・テレビ製作税額控除」新法を制定させており、これによりニューヨーク州が認定した撮影所で映画、TVシリーズ、TVパイロット、TV映画、TVミニシリーズ作品の75%を制作した場合、制作費と認められる経費の35%が還付可能な税額控除とみなされるようになっている。

「アグリー・ベティ」のパイロットはニューヨークで撮影されたが、税金が高いためシリーズ化決定と同時にロサンゼルスの撮影所に移動した経緯がある。同番組は1話につき約300万ドル(日本円で約3億1千万円)の制作費がかかるとされており、プロダクションにとって税金は大きなキーポイントとなっている。

なお、脚本家チームは引き続きロサンゼルスで執筆を担当するとのことで、出演者のほとんどがニューヨーク在住のためキャスティングの変更はないとのこと。ロサンゼルスで同番組の撮影に関わっているクルー約150人は職を失うことになるが、市内にあるほかのABCスタジオで再雇用されるとみられている。

「アグリー・ベティ」シーズン2の撮影はアメリカ現地時間5月2日に終了しており、7月に撮影がスタートするシーズン3からニューヨークのスタジオで制作される予定。
 
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