まさに踏んだり蹴ったり! 人気俳優ライアン・ゴズリングが駆け出しのころのトホホ爆笑話を披露[動画あり]

ライアン・ゴズリング(33)と言えば、「きみに読む物語」「ラースと、その彼女」「ラブ・アゲイン」「ドライヴ」など、数々のヒット映画に出演し、そのたぐいまれなる才能とイケメンぶりは、多くの女性のハートをわしづかみにしている。

そんなライアンだが、実は8歳のときからショービジネスに足を踏み入れており、長いキャリアのなかでは、オーディション通いの苦悩の日々もあったとのこと。昨年10月にアメリカでリリースされたドキュメンタリー映画「Seduced and Abandoned(原題)」では、ライアン自らが、ハリウッドで成功しようとする若き日々の自分が味わった苦渋を、率直に、おもしろおかしく語っている。

【動画】 ライアン・ゴズリング、駆け出しのころの苦労を語る


「ハリウッドには、皆、家族も家も友達も仕事も捨てて、夢を追うためにやってくるんだ。その夢が叶う可能性はゼロだって分かっていてもね。皆が同じ夢を見てしまったんだよ。予感か妄想か、どちらなのかも分からない夢を。それを見極めるための道は一つしかない」

ハリウッドで一花咲かせようとする俳優のタマゴの登竜門と言えば、オーディションだろう。ライアンも、同映画内で、オーディションをはしごした日々を振り返っている。

「まず、オーディションに行けるだけでもラッキーなんだ。それで勇んで行ってみれば、部屋のなかは皆自分とそっくり。(目立つために)カウボーイハットをかぶってきたのも自分一人ではなかったり」

自分の番が来る前に、役がほかの人に決まってしまい、その契約話を聞きながら、経験のためにとオーディションを続けたこともあったと言うライアン。

「決して受かることのないオーディションでもがんばってやり遂げて、車に戻ったら駐禁切られてたりしてさ。車に乗ったら着替えて、渋滞に2時間はまって、また次のオーディションへと向かうんだ」

ライアンの経験談を聞くと、こころざし半ばで挫折しないためには、いかに強靱な意志がなければ難しいかが垣間見える。そして、たとえモチベーションを保てたとしても、運がなければどうにもならないということも‥