「glee」ナヤ・リヴェラ、リア・ミシェルとの確執が噂される中、どうしてファイナル・シーズンへの出演が実現したのか？

人気海外ドラマ「glee/グリー」の最終シーズン(シーズン6)に出演しないとウワサされていたものの、つい先日、ゲストという形で出演することが明らかになったサンタナ役ナヤ・リヴェラ。そもそも、ナヤの降板騒動は、レイチェル役のリア・ミシェルとの不仲が原因だと囁かれていたが、それにもかかわらず、どうしてナヤはファイナル・シーズンに出演することが決まったのだろうか。

ナヤの降板がウワサされ始めたのは、今春のこと。ナヤは、リアの“ディーヴァ”的な大きな態度に激怒し、プロデューサーに苦情を申し入れたと報じられた。(※リアはナヤとの確執を否定。)その直後、米E! Onlineほか各メディアは、シーズン5のフィナーレにナヤ演じるサンタナの出番はないと報道。さらには、最終シーズンを前に番組を降板するとも報じられた。

シーズン1から出演してきたナヤの降板騒動は、「glee」ファンに大きな衝撃を与えたが、ここへきて、米TVLineは、シーズン6に、ナヤの出演が決定したと報道。レギュラーキャストとしてではないが、再びナヤ演じるサンタナが登場することは間違いないようだ。

米Hollywood Lifeによると、そもそもナヤのファイナルシーズンへの出演が決定したのは、番組のクリエイターであるライアン・マーフィーの意向だったという。

「ライアン・マーフィーは、すでに『glee』のエンディングを具体的に考えていました。そして、ナヤのキャラクターはその計画の一部なんです。彼は、リアとナヤが緊迫した関係にあることを知っていました。ですが、彼は撮影現場から一旦離れることで、2人の間に走る緊張が少し緩和することを確信していました」(関係者)

実際に2人の間の緊張は、なくならないにせよ、かなり収まったようだ。それを見たライアンが、2人を説得することに成功する。

「ライアンは番組の最後のシーズンを憂うつなものにしたくないんです。彼は“キャストのため”に、“コーリーのため”にという切り札を使いました。それが功を奏し、ナヤは戻ってくることになったんです。ナヤとリアは同じシーンにほとんど映ることはありませんが、一緒のシーンを完全に失くすのは不可能です。彼らは再び一緒に働くことになるでしょう。その時、彼女たちはプロフェッショナルな振る舞いをすることを約束してくれています」(関係者)

果たして、ナヤとリアの二人は最終シーズンでどんな演技を見せてくれるのか。注目の「glee」シーズン6(全13話)は、全米で2015年に放送される予定だ。