「２４」キーファー・サザーランドを共演俳優フレディ・プリンゼ・Ｊｒが痛烈批判！ 「アイツは最もアンプロフェッショナルな野郎だ」

大人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウワー役としておなじみのキーファー・サザーランド(47)を、同作で共演したフレディ・プリンゼ・Jr(38)が、痛烈に批判した。

90年代、ティーンホラー映画「ラストサマー」シリーズや「スクービー・ドゥ」などで人気を博し、女優サラ・ミシェル・ゲラーの夫としても知られるフレディ。「24」には、第8シーズンにシーズンレギュラー(コール・オーティス捜査官)として出演し、キーファーと共に仕事をした彼だが、このたび、米ABC NEWSの取材に対して、キーファーを辛辣に批判するコメントを発した。

「『24』に出演したんだ。ひどかったよ。あの時のすべての瞬間を嫌っているんだ。キーファーは世界で最もアンプロフェッショナルな野郎なんだ。こう思っているのは僕だけじゃないと彼に面と向かって言うことができる。彼と仕事をしたことがある全員がそう思っているさ」

フレディはキーファーとの共演が心底嫌だったようで、その後、一時期、俳優業を続けられなくなってしまったという。

「そして、俳優業を辞めたいと思ったんだ。だから、その後は俳優業から距離を置いていたよ」

実際、フレディは米プロレス団体WWEのビンス・マクマホンの元で仕事をしたという。

また、2013年の6月には、「24」第4シーズンでディナ役を演じ、キーファーと共演した女優のショーレ・アグダシュルーも「彼との仕事は大変だった」と米Fox Newsに明かしている。

「彼との仕事はきつかったわ。彼って怒りっぽいの。私だけじゃなくて、みんなに怒っていたの。一日の終わりには、彼は自分自身に怒っているのかもって思ったわ」

そして、米TMZはフレディの関係者の証言をもとに、キーファーが撮影中にセットでどんな態度を取っていたのかを報道。普段から酔ったままセットに現れては、自身のトレイラーに何時間も居座り、全員を待たせていたようだ。それは、キャストやクルーの家庭生活にまで影響を及ぼすほどだったと同関係者は明かしている。

今回のフレディの発言に対して、キーファーの代理人は米ABC NEWSに向けて声明を発表。フレディの発言を否定した。

「キーファーはフレディ・プリンゼ・Jrと5年以上も昔に一緒に仕事をしました。そして、今回初めてフレディの不満を知ることになりました」

「キーファーはフレディとの共演を満喫しました。そして、フレディの今後の活躍を祈っています」

また、「24」を放映している米放送局FOXもフレディの発言は事実無根だと主張している。

「キーファーは常にプロフェッショナルな態度で撮影に臨んでいました。そして、キャストやクルーからも愛されています」

「もしキーファーがフレディの述べたような態度を取っていたのであれば、『24:TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』(2015年日本リリース予定)を制作することはありませんでしたよ」

キーファーはもともと酒癖が悪く、バーで裸になって暴れたり、飲酒運転で逮捕されるなど、素行の悪さがたびたびニュースとして取り上げられてきた。しかしそれらは主に、キーファーのプライベートに関することにとどまっていた。今回のように、元共演者が公のメディアを通じてキーファーの俳優としての仕事ぶりを批判したのは初めてのこと。今後、キーファー自身からどのようなコメントが出るか、注目される。