ハリウッドの女王は、51億円稼いだあの人に決定！ 2014年版「ハリウッドでもっとも稼いだ女優」ランキング

米経済紙フォーブス(Forbes)が、毎年恒例の「ハリウッドでもっとも稼いだ女優」ランキングの最新版を発表。2013年6月から2014年6月にかけ、ハリウッドで一番高い報酬を得て、トップに輝いた女優は、誰もが納得のあの実力派。

つい先日、「ハリウッドでもっとも稼いだ俳優」ランキングを発表していたフォーブスだが、今回はその“女優版”を新たに発表。ハリウッド俳優No.1の座に輝いたのは、映画「アイアンマン」シリーズなどで知られるロバート・ダウニー・Jr(49)。対する女優No.1は…


第1位を獲得したのは、映画「ゼロ・グラビティ」でアカデミー主演女優賞にノミネートされていた、サンドラ・ブロック(50)。2010年「しあわせの隠れ場所」での受賞に続く、自身二度目のオスカー獲得は惜しくも逃したものの、コメディからアクション、シリアスな演技まで幅広くこなすサンドラの評価は高く、映画の大ヒットに伴い、その収入も5100万ドル(およそ51億円)と群を抜いている。

続く2位には、ジェニファー・ローレンス(23)がランクイン。映画「ハンガー・ゲーム」シリーズ、「X-MEN」シリーズと、同年代に人気のSFシリーズに次々と出演する一方で、「世界にひとつのプレイブック」(2012)に続き、今年も「アメリカン・ハッスル」(2013)での演技により、アカデミー助演女優賞にノミネート。飾らない人柄で人気の高い彼女だが、3400万ドル(およそ34億円)を稼ぎ出したそう。トップ5では唯一の20代と、名実ともに若手No.1の座を確かにしつつある彼女の、今後の躍進がますます期待されている。

3位に入ったのは、ジェニファー・アニストン(45)。1994年から10年にわたり放送された海外ドラマ「フレンズ」にて大ブレイクを果たし、いまだ根強い人気を誇る彼女だが、近年は「モンスター上司」(2011)、「なんちゃって家族」(2013)といった、低予算コメディを中心に活躍。ギャラの前払い金額を抑える代わりに、映画の収益から一部を受け取るという方針で、手堅く3100万ドル(およそ31億円)を稼ぎ出したそう。ジェニファー並の人気と知名度があるからこそ、使える技?

4位に登場したのは、グウィネス・パルトロー(41)。俳優版ランクトップのロバート・ダウニー・Jrと同じく、「アイアンマン3」が世界的なヒットを飛ばしたことにより、このポジションに。また、化粧品やアパレルなど、映画以外の場面での活躍により、かなりの報酬を得ていることも影響したそうだ。

5位に輝いたのは現在、主演映画「マレフィセント」が大ヒット中のアンジェリーナ・ジョリー(39)。昨年はトップだった彼女が、今年は5位となったカラクリには、「マレフィセント」のギャラが、前払いされたという裏話があるようだ。その一方で、来年には「マレフィセント」のヒットにより、さらなる報酬を手にすることが予想されている。たった一作の映画で、3年にわたって高額ギャラを手にできるのは、ハリウッドスターだからこそ?　


5位以下のランキングは、以下の通り。(映画タイトルは、もっとも多くの報酬を手にした作品)


1位　:　サンドラ・ブロック(50)　映画「ゼロ・グラビティ」　5100万ドル(51億円)

2位　:　ジェニファー・ローレンス(23)　映画「ハンガー・ゲーム2」　3400万ドル(34億円)

3位　:　ジェニファー・アニストン(45)　映画「モンスター上司」　3100万ドル(約31億円)

4位　:　グウィネス・パルトロー(41)　映画「アイアンマン3」　1900万ドル(19億円)

5位　:　アンジェリーナ・ジョリー(39)　映画「マレフィセント」　1800万ドル(約18億円)

5位　:　キャメロン・ディアス(41)　映画「The Other Woman(原題)」　1800万ドル(約18億円)

7位　:　スカーレット・ヨハンソン(29)　映画「her/世界でひとつの彼女」　1700万ドル(約17億円)

8位　:　ナタリー・ポートマン(33)　映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」　1300万ドル(約13億円)

8位　:　エイミー・アダムス(39)　映画「アメリカン・ハッスル」　1300万ドル(約13億円)

10位　:　クリステン・スチュワート(24)　1200万ドル(約12億円)