急逝した米俳優ロビン・ウィリアムズの死因が明らかに、首吊りによる窒息と判明

アメリカ現地時間8月11日に他界したロビン・ウィリアムズ(63)の死因について、翌12日アメリカ・カリフォルニア州のマリン郡警察が会見を開き、ロビンの死因が首吊りによる窒息であると発表した。


警察の発表によると、部屋をノックしたのに返事がなかったことを心配したアシスタントが、クローゼットのドアに引っ掛けられたベルトで首を吊って気を失っているロビンを発見したという。

ロビンは、自宅に到着した救急隊員によって死亡が間もなく確認された。死因については現場の状況などから自殺によるものとみられていたが、このたび警察によって正式にロビンが首吊りによる窒息によって死亡したと発表された。

また、ロビンの左手首には切り傷があったとされ、ロビンの近くには血痕のようなものが付着した小型ナイフが発見されている。しかし、この傷は浅く、直接死に関わるものではなかったことが報告されている。

ロビンはうつ病を患っていたとされるが、死亡当時、薬や酒などに含まれるような化学物質を摂取していたかどうかはまだ不明である。毒物に関するこうした調査結果の発表は2週間から6週間後となるそうだ。

世界中を襲った突然の悲劇に、多くの人が追悼の意を表明している。ロビンの冥福を祈りたい。