【MTV VMA 2014レポート】マイリー・サイラスがエド・シーランを「くそったれ」呼ばわり？ 過去の因縁が原因との噂も

現地時間24日に行われた米音楽の祭典VMA。数々のアーティストたちが自身の受賞に喜びの声を上げる中で、マイリー・サイラスがちょっとしたドラマを巻き起こしたようだ。E!Onlineなどが伝えている。

今回、最優秀男性アーティスト・ビデオ賞を受賞したのは、日本でも大人気の歌手エド・シーラン。そんな彼の受賞がステージ上で発表され、満面の笑顔で登壇しようとステージに向かっている途中で事件は起きた。

拍手もせず、真顔でエド・シーランの受賞が呼ばれるのを見守っていたのはマイリー・サイラス。そんな彼女は、エドが自身の前を横切った際に英語で「くそったれ」を意味する放送禁止用語を彼に浴びせたのだ。この模様はビデオにもしっかり収められ、様々なメディアが検証を進めているが、実際のところ、これがタダの冗談だったのか、本気だったのか定かではない。しかし、メディアはマイリーがエドを嫌う理由があると推理。

去年、マイリーの衝撃的で性的なVMAでのパフォーマンスについてインタビューで聞かれたエドは「僕はマイリーが素晴らしい歌声を持っていると思うよ。けれど、彼女は自分の見せ方を間違えたと思うんだ。初めて「レッキング・ボール」を聞いた時、ほんとうに素晴らしい歌だと思った。けれど、ビデオは歌の素晴らしさを邪魔してしまっているよ」と、マイリーの性的なパフォーマンスを厳しく批判。

また、マイリーが積極的に採用したことで大流行となったダンスムーブ「トゥワーク」について「若い人にトゥワークしようと奨励するのは悪いことだね。あれは売春婦のような動きだ。もし僕が9歳の娘がいたら絶対トゥワークしてほしくないね」とマイリーの得意ワザを全否定したのだ。ただ、その4ヶ月後エドはツイッターで「僕が酔ったときにちょっと言ったことが間違って報道されてる。僕はマイリーの歌が好きだってことはちゃんとクリアにしておきたい」とツイートしており、とりあえず事態は収束していた。

ただ、この謝罪とも取れるツイートをマイリーが許せなかったために今回の「くそったれ」発言につながったのではないかというのが今回のメディアの見方だ。奇しくもエドの批判した「レッキング・ボール」のビデオで今回最優秀ビデオ賞を受賞したマイリー。2人の関係は今後どのような展開を見せるのか注目が集まっている。

授賞式の模様は、MTV Japanにて、8月30日(土)21時から放送される。

◆「MTV Video Music Awards」番組放送スケジュール

<再放送(※日本語字幕版)>

8月30日(土)
20:00～21:00「2014 MTV Video Music Awards Pre-Show」(プレショー)
21:00～23:00「2014 MTV Video Music Awards Main Show」(授賞式本編)