映画「猿の惑星:新世紀」のココがスゴイ！ 実際の役者とCGの猿が見事に融合した特別映像解禁

新たな地球の支配者が決する瞬間」=「新世紀」を描く究極のディザスター・アクション超大作「猿の惑星:新世紀(ライジング)」が、大ヒット上映中だ。スケールの大きなアクションやスペクタクルもさることながら、人類と猿のそれぞれの深いドラマが観客に深い感銘を与え、世界各地でセンセーションを巻き起こしている。そんな本作は、前作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』から、全てがスケールアップしているという。

まずは、猿たちのリアルで繊細な外見と表情だ。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役などで名高いアンディ・サーキスが、前作に続いてシーザーを演じ「前作をしのぐ映像だ。“桁違い”だよ」と絶賛する。

視覚効果を担うWETAデジタルは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「キング・コング」でも組んだサーキスと協力し、前作以上にリアルで繊細な猿たちのキャラクターの創造に挑んだ。視覚効果プロデューサーのライアン・スタッフォードは、「今回の猿は、単に前作『創世記(ジェネシス)』を超えているばかりか、まったく違うと言ってもいい」とまで言い切る。

視覚効果スーパーバイザーのダン・レモンもまた、「『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』では、最大のショットに登場した猿は約500頭だったと思う。でも『新世紀(ライジング)』では1000頭を超えるショットが複数あるんだ! しかも、環境も95%以上が屋外でロケ撮影されたから、前作よりかなり大きい」と進化した映像について説明する。また、撮影の大きな助けとなったというマーカーの進歩についても到着した映像で観る事ができる。

【動画】映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」特別映像


次に、前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は猿のシーザーの視点で描かれたドラマが話題を呼んだが、本作ではいっそうエモーショナルに深みを増したストーリーが展開していく。胸を締めつけるほどの切ない共感へと誘うストーリーには、「実際の役者とCGの猿が見事に融合しているからこそ感情が伝わるんだ」と監督が語るように視覚効果による部分も大きい。

また、サーキスによれば、シーザーが対峙する問題は前作よりもさらに大きなものになっているという。「今回、彼はオランウータン、チンパンジー、ゴリラからなる2000頭の猿の集団を奮い立たせることで、自分の“内なる猿”の部分を広げようとしているんだ」と語る。

極限のドラマと壮絶なアクションの完璧なる融合を実現。荒唐無稽なSFでもファンタジーでもなく、徹底的にリアルな迫真性を追求した映像世界は、まさしく映画の“新世紀”到来を告げる画期的作品だと言えるだろう。

【動画】映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」予告編



■ ストーリー

天性のリーダーシップを備えた猿のシーザー(アンディ・サーキス)が、仲間を率いて人類への反乱を起こしてから10年後。より勢力を拡大し、手話と言語を操る猿たちは、森の奥に文明的なコミュニティを築いていた。一方、人類のわずかな生存者グループは、荒れ果てた都市の一角に身を潜め、希望なき日々を過ごしていた。そんなある日、人間たちがエネルギーの資源を求めて猿のテリトリーに足を踏み入れたことから、一触即発の事態が勃発。シーザーと生存者グループの穏健派マルコム(ジェイソン・クラーク)は和解の道を探るが、憎しみを抑えられない両陣営の対立は激化していく。共存か、それとも闘いか。破滅的な最終決戦へのカウントダウンが刻まれるなか、シーザーは生き残るための重大な決断を迫られていくのだった……。


■ 公開情報

「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
大ヒット公開中

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20世紀フォックス映画 配給
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