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「ハリー・ポッター」原作者が、「死なせなきゃよかった」と後悔を明かしたキャラクターって?

2014年12月16日
J・K・ローリングJ・K・ローリング
WENN.comより
人気児童書「ハリー・ポッター」シリーズ原作者のJ・K・ローリング(49)が、シリーズでの後悔を懺悔。「死なせなきゃよかった」と悔やんでいるキャラクターって?

1997年から2007年と10年にわたり、「ハリー・ポッター」シリーズを書きあげたジョー(J・K・ローリングの愛称)。長期にわたるシリーズの中では、一貫して“闇の帝王”ことヴォルデモートと、ハリーらの戦いが描かれてきたが、激しい戦闘を通し、命を落とすャラクターも少なからず存在し、読者の涙を誘った。

今回、ジョーは公式サイト「Pottermore.com」に寄せたエッセイの中で、あるキャラクターの死を悔やんでいることを告白。そのキャラクターとは、“フローリアン・フォーテスキュー”だそう。

「私は彼が、たいした理由もなく誘拐され、殺されたことにしてしまったの。彼は知り過ぎてしまったための(もしくはよくわかってないため)ヴォルデモートに殺された、最初の被害者じゃない。けれど、私が罪悪感を感じる唯一のキャラクターなのよ。私の失敗で死ぬことになったのだから…」

フローリアン・フォーテスキューは、魔法の店が集まるダイアゴン横町に構えるアイスクリーム専門店「フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラー」の店主。目立った活躍はなかったものの、少なからずハリーとの交流は存在していたが、6巻「謎のプリンス」にて、店主が失踪を遂げ、閉店にいたったことに触れられている。

もともと「フローリアンがハリーに(重要アイテムである)死の秘宝へのヒントを与える役割をさせようと計画していた」というジョーだが、7巻『死の秘宝』を執筆中、「フィニアス・ナイジェラス・ブラックの方が、その役割に相応しいのでは」と思いいたり、展開を変更。そのためフローリアンは死んでしまうことになったとか。そのためしっかりした理由もなく、彼を殺す羽目になったことが、心に引っかかっているようだ。

たとえ架空のキャラクターであっても、生死に対する責任感をしっかり持っている様子のジョー。それだけ自作「ハリー・ポッター」への愛情やこだわりが強いということだろう。
 
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