アダム・ランバートが新アルバムに向け本格始動！ 新レーベルと契約＆名プロデューサーを招へい

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」出身の歌手アダム・ランバート(32)が、新アルバムの発売に向けて、いよいよ始動。ファン待望のニュースがもたらされた。

2009年、「アメリカン・アイドル」シーズン8の準優勝者として、デビューアルバム「フォー・ユア・エンターテイメント」をリリース。2012年にはセカンドアルバム「トレスパッシング」を発売したが以降、ソロ歌手として新作のリリースはないアダム。近年は、英ロックの大御所「クイーン」と組んでの世界ツアーや、人気海外ドラマ「glee/グリー」での出演など、ソロ名義での音楽活動以外での面が目立っていた。

しかし2015年は、アダムにとって新たな1年となるようだ。アダムがこれまで在籍したRCAレコードを離れ、新たにワーナー・ブラザーズ・レコードと契約を結ぶことを、米ビルボードが報道。同メディアのインタビューの中で、アダム自身はワーナーから声がかかったことを、「本当に最高だと思ったし、少しほっとした」と認めながらも、「世間に向け、発表するのは、ちょっと怖かったんだよ」と明かした。

加えてアダムは同メディアに対し、新たにスウェーデン人プロデューサー　マックス・マーティン(43)と、シェルバック(29)らのプロデュースを受けることを発表。すでに「Whataya Want From Me」、「If I Had You」といったヒット曲でコラボ経験のある彼らは、アダムの新アルバムに向け、すでに忙しく動いているようだ。

「マックス・マーティンとシェルバックとの会合を持ったんだ。人生だとか、政治、ファッション、いろんなことについて話したよ。彼らは“アダム、変わったね”って言ってくれた。ぼくも“ちょっと変わったと思う”って答えたよ。それから彼らに手助けをお願いしたんだ」

ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリーら、名だたるアーティストをプロデュースしてきたマックスらも、「アダムのような声や才能が、そういないってことは、(はじめてコラボした)2009年の時点で気づいていたよ」と太鼓判。今回のタッグについても、「アダムから打診があったときは、飛んで行って、アルバム全体を通じて、“アダムの音楽”を定義できるよう、より深い関係を築こうって提案したんだ」とかなりのやる気を見せている。

マックスは、完成を待たずして、「完ぺきなチームを組んだよ。みんなにダイナミックな新アルバムを聞いてもらう日が待ちきれない」と、今回の新作には絶対的な自信を見せている。「誇りに思うし、ぼくらのように、(新作を)みんなが気に入ってくれることを望むよ!」と名プロデューサーが語る、アダム・ランバートの新アルバムは、2015年内のリリースが予定されている。