UGGのブーツを毛嫌いするヴィクトリア・ベッカム、自身のスタッフにUGG禁止令を伝達

オーストラリア発のブランド「アグ(UGG)」のブーツは数年前から男性にも女性にも大人気だが、オシャレ感度の高いヴィクトリア・ベッカムはカジュアルすぎるこのヒット商品を毛嫌いしているらしい。UGGのブーツなんか絶対に履かないと以前から公言していたヴィクトリアは、自身が率いるファッションブランドのスタッフにもUGG禁止令を出したという。

「うちのブランドには制服がないの。スタッフには好きな服を着て仕事をしてもらいたいけれど、UGGのブーツを履いて職場に来るのは禁止しているわ」と、ヴィクトリアはElle Collectionsのインタビューで明かして笑顔を見せた。

UGG着用をスタッフに禁じているヴィクトリアだが、自身はメンズのアイテムやペタンコ靴を身につけて仕事をしているという。「昨日は男物のパンツを履いて出勤したわ。バンズ(Vans)のパンツよ。足もとはいつもフラットシューズね。楽な靴じゃないと、階段を上り下りする時に大変だから」と、ヴィクトリアは話している。

オフィスに到着すると、ヴィクトリアはすぐにアシスタントを呼んで仕事のことで確認や質問をすることにしている。それが済むとヴィクトリアはお湯を沸かして紅茶を飲み、仕事を始める前に心の準備をするという。

自身について社内のインターンがどんな印象を持っていたら嬉しく思うかと質問されたヴィクトリアは、「私たちのことを、礼儀正しくて相手を尊重する人たちだと思ってくれていたら嬉しいわね。仕事熱心な人たちだと思ってもらいたいわ。だって私たちは、本当に仕事熱心なんですもの」

ヴィクトリアと元サッカー選手の夫デヴィッド・ベッカムの間には、3人の息子とハーパーちゃんという娘がいる。ヴィクトリアはバッグのデザインも手がけているが、将来ハーパーちゃんが欲しがるのは母親がデザインしたバッグではなく有名ブランドの名作バッグだろうとヴィクトリアは予想している。

「私はずっと前から、エルメス(Hermès)のバーキンやケリー・バッグを集めているの。いずれもっと成長したら、娘は私が持っているエルメスのバッグとか宝石を欲しがるでしょうね。息子たちは、美術品を欲しがるんじゃないかしら。私とデヴィッドも、ジュリアン・シュナーベルが描く絵の大ファンだから」と、ヴィクトリアは話している。