これが“売れる”の法則！ テイラー・スウィフト印のアーティストたちって？

彼女に気に入られれば、音楽業界での成功は約束されたも同然!? SPIN.comが、そんな“テイラー・スウィフトの法則”を紹介した。

ニッキー・ミナージュの場合
いまや人気ラッパーとしておなじみのニッキー(32)は、2010年、デビューアルバム「ピンク・フライデー」をリリース。テイラーは地元ナッシュビルのラジオ番組にて、当時まったくの無名だった同アルバムのボーナストラック「スーパー・ベース」をかけたそう。その後のヒットはご存じのとおり。次の年の夏、ニッキーはテイラーが当時行っていたツアーのロサンゼルス公演にゲスト出演し、「スーパー・ベース」をデュエット。すると同曲は、チャート最高位(全米3位)を記録したそう。のちにニッキーは、授賞式のスピーチにてテイラーへ感謝をささげている。

【動画】ニッキーとテイラー、貴重なコラボ



サム・スミスの場合
間近に迫ったグラミー賞では最多ノミネートを記録し、飛ぶ鳥を落とす勢いでの躍進が光るサム(22)。いまや押しも押されもせぬシンガーとして大成しつつある彼だが、昨年2月に、テイラーのツアーステージにてサムのアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」収録曲「マネー・オン・マイ・マインド」をデュエットしたことが、知名度を上げる大きなきっかけになったそう。アワード授賞式でサムと出会ったときのことを、テイラーは「彼はまだアメリカじゃ無名の新人だって知ったとき、私のファンに紹介しようって思ったの」と明かした。

【動画】ステージで共演する、テイラーとサム



エド・シーランの場合
いまやイギリスNo.1シンガーとなったエド(23)が、テイラーと公私にわたって仲がいいことは、よく知られた話。2013年、テイラーは自身のツアーに、エドがゲスト出演することを発表。その時点でもエドは、それなりに名の知れたミュージシャンだったが、アメリカにおいては現在ほどの知名度はなかった。そしてテイラーのツアー出演を経たその年の秋、エドはニューヨークにある、“世界一有名なアリーナ”ともいわれるマディソン・スクエア・ガーデンでの公演を見事ソールドアウトにしてみせた。

【動画】テイラーとエドのコラボ曲　「エヴリシング・ハズ・チェンジド」MV



ヴァンス・ジョイの場合
次の“テイラー印のアーティスト”として注目されているのが、豪メルボルン出身の27歳ヴァンス。テイラーは昨年10月、出演したラジオ番組の中で、ヴァンスの楽曲「RIPTIDE」をカバー。YouTube上に公開された動画は、430万回以上もの再生数を稼ぎ出した。これまでのパターンを鑑みるに、テイラーがヴァンスを、今夏からはじまる「1989」ツアーに招へいする可能性も、低くはないとみられているようだ。

【動画】ヴァンス・ジョイの「Riptide」をカバーするテイラー