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カーラ・デルヴィーニュ、映画界の性差別にモノ申す! 「よくいるブロンドのセクシー女を演じるくらいなら、死んだ方がマシ」

2015年3月25日
カーラ・デルヴィーニュカーラ・デルヴィーニュ
WENN.com
モデルから女優への転身をはかる、カーラ・デルヴィーニュ(22)が、映画界にはびこる男性社会に苦言。「ありがちな役を演じるくらいなら、死んだ方がマシ」とまで言ってのけた。

個性的なスタイルで、いまやランウェイで引っ張りだこのカーラ。その一方で、女優としての活動にも意欲を見せており、2012年に「アンナ・カレーニナ」でスクリーンデビュー後、数々の役を獲得。ヒュー・ジャックマン出演映画「Pan(原題)」や、アメコミ原作映画「Suicide Squad(原題)」など、大作へ起用されてきた。

しかし一見、順風満帆のように思えるカーラのキャリアだが、本人としては葛藤もあったという。いわゆる「見えない壁」にぶち当たったときのことを、本人が「Time Out」に明かした。

「はじめてのファッション・ウィークで、私は“そうね、もう女優はあきらめよう”って思ったの。むちゃくちゃだったから。モデルになってすぐに、よくある役をオファーされたわ。すぐに殺されちゃうバカなブロンド女とか、セクシーな恋人、そんな感じのをね。そんなの演じるくらいなら、死んだ方がマシよ」

優れた容姿を持つために、いわゆるステレオタイプの美女が演じるような役ばかりオファーされることに、不満があったというカーラ。オーディションを受け、ついに「マトモな」役を獲得したときには、「電話で泣いちゃった。すごく幸せだった」そうで、「映画でじゃないの、オーディションでよ」とその興奮ぶりを強調した。

しかし現在でも、男性社会である撮影現場は、カーラにとって違和感があるものだそう。

「これまで経験したどの撮影現場でも、私は台詞や視点をめぐって戦わなくちゃいけなかった。たいてい監督もプロデューサーも男性なの。男の視点であふれているのよ。だから私は、“女の子はこんなことしない”、“こういう状況で、女の子はこんなこと言わない”って意見してる。問題は男性が女性をどう“理解”しているかってことで、それは正確じゃないの。すごくイライラするわよ!」

カーラはこれらの状況を打開するためには、「声が足りない」と考えているのだそう。そのため映画を鑑賞する女性に対し、「強い女性の役柄が重要」だと訴えている。最新作「Suicide Squad」では、強い女性の“悪役”を演じるカーラ。スクリーンの内外で戦う彼女は、そんな姿を見せてくれるのだろうか。
 
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