「glee」リア・ミシェル、新作「Scream Queens」で演じるキャラクターを紹介！ ノーメイクの激ダサ衣装で、超野心家を演じる

人気海外ドラマ「glee/グリー」でレイチェル役を演じてきた女優リア・ミシェル(28)が、新作ホラーコメディ「Scream Queens(原題)」で演じる役柄“へスター”を紹介。本人の代名詞であるレイチェルとは、かなり趣の異なるキャラになるようだ。

「glee」に引き続き「Scream Queens」でも、ライアン・マーフィーら、なじみ深いクリエイター陣とタッグを組んだリア。米EntertainmentWeeklyが報じたところによると、リア演じるへスターは、キャンパスを舞台に起きる惨劇をテーマにした本作の中で、凶悪殺人鬼につけ狙われる役柄なのだとか。“グリー部のリードシンガー”レイチェルとは、かなり趣向の違うキャラを、ライアン自ら説明している。

「彼女の名前はへスター。リアが演じるのは、脊椎側弯症を患い、首を固定している役だ。あだ名は“ネックブレス”。エマ(・ロバーツ)の役はそう呼ぶよ」

ライアンは、リア演じるへスターを、往年のオスカー受賞作「イヴの総て」(1950)に例えている。同作は、イヴ・ハリントンという若い女優が、大女優マーゴの付き人となりながら、次第に周囲を籠絡させ、やがてマーゴでさえも踏み台にして、スターダムへのし上がっていくという物語。ヘスターはまさしくこのイヴのごとき野心家で、エマ・ロバーツ演じるシャネルのすべてを自分のモノにしようと企んでいるのだという。

「リアにはメイクをさせていないんだ。彼女の衣装はダサすぎる1995年のトラックスーツ。だけどシーズン半ばで、リアとヘスターにとってはとんでもない出来事が起こるよ」

また、このリアの新境地に対して、共演者であるエマも一目置いているのだそう。

「撮影中、リアをまともに見られないの。だって彼女、私を笑わせてくるのよ。彼女ってすごくおもしろいの。私がみんなを死ぬほどにらみつけるシーンを撮らなきゃいけないんだけど、台無しにしちゃうからリアはスキップしなくちゃ」

思わぬ苦労もあるようだが、エマはリアとの撮影を非常に楽しんでいる様子。「リアと一緒の現場は本当に楽しいの。私、『glee』の大ファンだったのよ」と、ある種の憧れを告白した彼女だが、現在は共演者として「リアとはかなりうまくやってるわ」とのこと。