デヴィッド・リンチ監督、「ツイン・ピークス」新シリーズに復帰決定

米Showtimeにて新シリーズの制作が発表された「ツイン・ピークス」。金銭面で折り合いがつかなかったことから、監督を降板していたデヴィッド・リンチが、同作に復帰することがわかった。

90年代に本国アメリカのみならず、日本でも一世を風靡した人気海外ドラマ「ツイン・ピークス」。多くのファンが復活を待ちわびてきたが、25年の時を経て新シリーズの制作が伝えられた。しかし、4月初め、リンチ監督は米Showtimeとの交渉で金銭面で折り合いがつかず、同作監督を降板したことをツイッターで発表。その後、キャストやファンがリンチの復帰を願うキャンペーンを行っていた。


リンチは現地時間15日、ツイッターで「ツイン・ピークス」新シリーズに復帰することを発表した。

「ツイッターの友人たちへ、ウワサは見かけどおりとはいかないが...今回は本当だよ!!!再始動だ。『ツイン・ピークス』がShowtimeに戻ってくる」

Dear Twitter Friends, the rumors are not what they seem ..... It is !!! Happening again. #TwinPeaks returns on @SHO_Network

— David Lynch (@DAVID_LYNCH) 2015, 5月 16

また、ファンにとってうれしいニュースが他にも。リンチの監督復帰に加え、当初予定されていた全9話よりも多くエピソードが制作される予定だという。同局社長のデヴィッド・ネヴィンズが明かしたと、米Hollywood Reporterが伝えた。

「デヴィッドは、すべてのエピソードを監督します。そして、そのエピソードは、当初予定されていた9話分よりも多くなる予定です。今から、製作準備段階が始まる!」

リンチ降板後、新シリーズの制作に不安な声も多く上がったが、今回リンチが監督に復帰し、キャストやファンが胸を撫で下ろしたことだろう。エピソード数も増えるとのことで、一体どんなストーリーを展開してくれるのだろうか。今から期待して完成を待ちたい。