元「ワン・ダイレクション」ゼインに、レコードレーベル移籍のオファー！ 合意に至れば「１Ｄ」側との決裂は不可避か

今年3月に英大人気ボーイズ・バンド「ワン・ダイレクション」から脱退し、今後ソロとして活動するのではないかと言われているゼイン・マリク(22)。そんな彼が、ラッパーの50セント(39)のレコード・レーベルに移籍するよう、オファーを受けていると、米sugar scapeが伝えた。契約したあかつきには、巨額の富がゼインの懐にころがりこむ予定だという。

しかし、このオファーを受けるためには、1つ問題がある。ゼインが所属していた「ワン・ダイレクション」といえば、英オーディション番組「X ファクター」の審査員だったサイモン・コーウェル(55)のレコード・レーベルに所属している。いわば、サイモンのおかげで世界一のボーイズ・バンドになったといっても過言ではない「1D」だが、もし仮にゼインが50セントのレーベルに移るとすれば、育ての親サイモンを裏切らなくてはならないのだ。

50セントは、今月7月初めにゼインとの協議に入るとウワサされている。米Mirror誌のインタビューでは「ゼインに移籍してもらいたいんだ」と語り、「ぼくは彼をたくさん儲けさせてあげられるし、彼もぼくをたくさん儲けさせてくれるだろう」と続けた。

さらに、「重要なことは、彼がちゃんとしたプロデューサーや、アーティスト、その道の人々と仕事する必要があるってことだよ」と、あたかもサイモンやワン・ダイレクションを挑発するかのような発言をした。

50セントは以前よりゼインの才能を高く買っており、米デイリー・ビースト誌には「彼、最高。ゼイン、最高。まだ会ったことはないけど、彼の考えが好きなんだ。彼って最高だよな。冗談抜きに」と語っていた。また、ゼインは第二のジャスティン・ティンバーレイクになれると話していたこともある。

もしゼインが50セントのレーベルに移籍することになれば、「ワン・ダイレクション」との決裂は決定的なものとなり、ゼインがグループに戻る可能性はほとんどなくなってしまうだろう。ゼインの復帰を待ち望む世界中のファンのためにも、育ての親の元にはいてほしいものだ。