【VMA 2015】カニエ・ウェスト、まさかの米大統領選出馬を表明

8月30日にアメリカで行われた「MTV・ビデオ・ミュージック・アワーズ 2015」で、人気ミュージシャンのカニエ・ウェスト(38)が2020年の大統領選に出馬する意向を明らかにした。

2015年の「MTV・ビデオ・ミュージック・アワーズ(通称:VMA)」で、功労賞ともいえる「マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード・アワード」を受賞したカニエ・ウェスト。その10分間にも及ぶ受賞スピーチの最後に、大統領選に出馬する決意をしたと語ったのである。

米歌手テイラー・スウィフト(25)に紹介され、檀上に上がったカニエ。受賞スピーチでは、まず、2009年に「最優秀女性アーティスト・ビデオ賞」を受賞したテイラーのマイクを奪い「ビヨンセの方がふさわしい!」と主張したことについて弁解を始めた。カニエによると、あの行動がその後のキャリアや、彼に対する視線を変えてしまったという。また、自分がキレやすい男だとは見られたくないと思っていることも語った。

「俺はみんなにもっと好かれたいだけなんだ」「でもそんなのクソくらえだぜ。信じている芸術のためだったら、俺は死ねる。そしてその芸術はいつも礼儀正しいとは限らない」

それから、カニエはアートやアーティストについて語り始め、アワードについての抗議もし、檀上に上がる前にマリファナを吸ったことなどを一通り話した後、一息つき、こう言ったのである。

「2020年の大統領選に出馬することを決めた」

この一言で10分間の受賞スピーチを終えたカニエ・ウェスト。マリファナを吸っていたこともあり、大統領選出馬がどこまで本気であるかは未だ不明のままだ。

しかし、カニエ・ウェストの妻、キム・カーダシアンの出身家「カーダシアン家」は乗り気のようで、妹カイリー・ジェンナー(18)はインスタグラムに「カニエ・ウェストを大統領に」という画像を投稿している。

King Kylieさん(@kyliejenner)が投稿した写真 - 2015 8月 30 8:00午後 PDT

このことに関して、カニエから新たなコメントは出ていない。