ブレイク・ライブリー、昨年立ち上げたばかりのライフスタイル・サイト閉鎖へ

人気ドラマ「ゴシップガール」で知られるブレイク・ライブリーが、昨年7月に立ち上げたライフスタイル・サイトを閉鎖することを明かした。思うように運営できなかったことが理由だという。

ブレイクは最新号Vogue誌のインタビューで、10月9日にライフスタイル・サイト「Preserve」を閉鎖すると発表。

「素敵な仕事をしてくれる才能ある人たちが集まった、素晴らしいチームと仕事をしていたのだけど、準備が整う前にサイトを開始してしまって。最初に掲げた“ミッション”に追いつくことが出来なくなってしまったの」「みんなの生活に変化を与えたかったんじゃないの。上辺だけの変化であれ、意味のある変化であれね。そもそもこの会社を立ち上げた理由はそこにあるのよ。“わたしはセレブなのよ! みんなわたしの言うことを聞いて! ”とか浮ついたものじゃなくて、ね。でも、その場しのぎ的に、それが目的みたいになってしまって。ブランドを作り上げようとしても、もうセレブのお遊び的な感じで始まってしまったから、本来の目標にキャッチアップできなくなっちゃったの」

「サイトを立ち上げることは、わくわくすることだけど、同時に怖くもあったわ。実行する勇気が自分にあるだなんて思ってもみなかった。でもインパクトのあるものとか、全然作れなかった。チームとして、誇りに思えないような製品を売り続けながら、夢を追いかけようだなんて、わたしは思わないわ」と、苦渋の決断を下すまでの過程を説明した。

ブレイクは、失敗したことについて、落ち込んではないとも告白。

「今、自分が置かれている立場はわかっているわ。閉鎖することを公にしたことで、みんなを喜ばせているって。でもね、ベストじゃないものと知りながら、チームに売りなさいと命じるのことの方が、わたしにとっては最悪なことなの。酷評は受けて立つわ。そして、いつの日にか、みんながあっと驚くような最高に素晴らしい計画を立ててカムバックしてみせる。そのことを考えただけでわくわくしちゃう。だから、今あるサイトをクローズすることにしたのよ」と赤裸裸に語り、「わたしね、アシスタントに(テイラー・スウィフトの)「Shake It Off」をリピート再生するように頼んで、くり返し聞いてるの。最高な気分よ! 」と明かした。

ちなみに、カムバックする際には、別の名前になる可能性が高いとのこと。その理由は、「Preserveって名前は大好きだけど、みんな、Preserve(保存)だからジャムを売ってるのね? って思うとは予想もしなかったの。ちがうのよ! わたしたちは、ライフ、技巧を保存するためのサイトよ! っていちいち説明しなくちゃならなくて」だと説明している。

ブレイクは最後に、「このニュースは大々的に報じられて、わたしはバカみたいに見えるでしょう。みんなから酷いことを言われるでしょうね。で、また新しいニュースが流れて、今度はわたしはヒーローみたく見られ、みんなから好意的な目で見てもらえるようになる。でもニュースサイトの半分はわたしに好意的で、半分は悪意ある報道をする。キャンペーンって本当に難しいわ。まぁ、グチるネタに欠かさないっていう点では退屈しなくていいのかもしれないけど」とも発言。

強く、たのもしい女性だと多くのサイトが好意的にブレイクについて伝えている。