アンジェリーナ・ジョリー、夫ブラッド・ピットとのラブシーンを監督したことは「世界一奇妙な体験」

映画監督・主演女優として、夫ブラッド・ピット(51)とのラブシーンに関わったアンジェリーナ・ジョリー(40)が、そのときを振り返り「世界一奇妙な体験」と告白。気になる詳細を語ってくれた。

映画「Mr.&Mrs. スミス」(2005)以来、10年ぶりに、アンジー監督作「By the Sea(原題)」での共演が、大きな話題となっているブランジェリーナ夫妻。昨年8月に結婚してから初となる夫婦共演作だが、特に監督を務めたアンジーにとっては、複雑な思いをすることも多々あったようだ。Entertainment Weeklyのインタビューでは、ラブシーンの撮影体験を明かしてくれた。

「以前にもセックスシーンは、やったことがあったわ。だけど今回は、明らかに別物だったの。ついすべての女性が、同じ体験をすればいいのにって願っちゃうくらいよ。裸でバスタブに横たわって、iPadでどう写っているかを確認して、ドアのところに立っている夫へ、こっちへ来て、私とセックスして、と指示を出すのよ……カメラを持った、大勢の男性の目前でね。世界一奇妙な体験だわ」

さらにこの試練は、カットがかかった後も続いたという。

「とにかくすごく変なことよね。モニターのところへ行くのに、バスタブから出られなかったのよ。だって監督が素っ裸なんだから。私たちはアーティストだから、自由でありたい。でもブラッドはね……妻が裸なんだもの。彼にはタオルっていう任務があったわ。彼が私をタオルでくるんでくれたの」

アンジーはいわく、「ラブシーンはおかしなもの」。「でも、もしラブシーンを、本当にセックスしたことがある相手をやるときは?」と持論を語っている。

「それを乗り越えるには、ばかけたことを話し合って、誰にも違和感を抱かせないように確認すること。私たちは言えるだけのジョークを言い合っていたの」

アンジーとプラッドが、数々の苦難を乗り越えた生み出した作品「By The Sea」は、本日11月13日より全米で公開される。