「フルハウス」ジョン・ステイモス、飲酒運転事件や睡眠薬依存など苦難の日々について赤裸々に語る

海外ドラマ「フルハウス」「ER緊急救命室」などへの出演で知られる俳優ジョン・ステイモス(52)が、ラジオ番組に出演し、リハビリ施設への入所や飲酒運転での逮捕、睡眠薬への依存などについて赤裸々に語った。米Peopleなどが伝えている。

ジョン・ステイモスは先日、米人気ラジオパーソナリティ ハワード・スターンのラジオ番組に出演。「もう隠すことは何もない」と宣言したステイモスは、2014年に母親が他界したことが最近の出来事の原因であったことを明かした。

「方向性を見失ってしまったんだ。長年、母のために良い息子であることが僕の目的だったから、母が亡くなって僕の一部がすっぽりなくなってしまった」

2015年6月に飲酒運転で逮捕され、同年11月に執行猶予の判決を受けた一連の出来事については、「僕はぞっとするような飲酒運転をしてしまった。この件について僕は自分を本当に恥ずかしく思っているし、バカだったよ。誰かを傷つけてしまいかねなかったんだからね。だから、そのとき自分に言い聞かせたんだ。もう浮き沈みの激しい生き方をやめなきゃって」

また、ステイモスは眠りにつくためにアンビエン(睡眠薬)を服用していたことを明かし、アンビエンを服用していたことで仕事にも悪影響が出たと話した。

「抗うつ剤とアンビエンを服用してたけれど、今は薬を飲まなくて済むようになって本当に嬉しいよ。アンビエンを服用しているときは記憶力が下がったんだ。脚本を覚えるのも難しくなったし、名前や場所も覚えられなくなった。禁酒も大変だったけど、アンビエンの服用を止めることはもっと大変だったよ」

しかし、今はこのような苦難の日々を乗り越え、充実した人生を楽しんでいるようだ。ステイモスは現在、米FOX局で放送中のテレビドラマ「Grandfathered(原題)」で主演を務めているほか、2月26日からは「フルハウス」の続編「フラーハウス」の配信がスタートする予定だ。