米MTVチャンネルで12月3日から放送されている新リアリティ番組「Jersey Shore」が、テレビ番組として不適切であるとして、ニュージャージー州のイタリア系アメリカ人立法幹部から放送を中止するよう要請を受けていることが明らかになった。
米Varietyが報じた内容によると、12月22日、ニュージャージー州のイタリア系アメリカ人立法幹部会会長が、MTVチャンネルの親会社にあたるバイアコムの社長に対して、「Jersey Shore」の放送を直ちに取りやめるよう強く要求する抗議文を送った。理由として、番組の内容が「イタリア系アメリカ人に対する固定観念を傷つけるものであり」「この上なく不快である」などを挙げているという。
また同州の議員たちも、番組のスポンサー企業に対して、ボイコットするように呼びかけているとのことだ。
「Jersey Shore」は、ニュージャージー州の海辺街ジャージー・ショアで、8人の20代イタリア系男性がひと夏を「勝手、気ままに過ごす」様子をドキュメンタリー・タッチで描いたリアリティ番組。日焼けしたマッチョな身体に、四六時中サングラスをかけ、まるでジゴロのような8人の、「何となく勘違いだけど、面白い行動」に放送開始直後から高い人気が集まった。番組は、8人のことを「グイード」と称しているが、ジャージー・ショア出身者や住民は誰もいないこと、また彼らの行動や女ったらしぶりは、グイードに対する固定観念を傷つけ、侮辱していると、イタリア系アメリカ人から大きな非難を浴びている。
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