サンフランシスコにある築133年の「フルハウス」の家が売りに出される！ そのお値段は？

アメリカの国民的人気コメディ「フルハウス」の家として有名な、サンフランシスコの家が売りに出されたと報じられている。

売りに出されたことが明らかになったのは、「フルハウス」と続編「フラーハウス」で、タナー家の外観として使用されていた、サンフランシスコのローワー・パシフィック・ハイツに位置するコンパクトハウス。

1883年に建てられた築133年の物件だが、美しい外観を保っており、家の中もリフォームしたばかりで綺麗とのこと。気になる値段は415万ドル(約4億5600万円)だという。

ちなみに、「フルハウス」「フラーハウス」の主な舞台である「家の中」のシーンは、スタジオで撮影。今回、売りに出された家は、外観のみ使用されている。その外観も、ドラマの中ではグレーの壁に赤いドアだが、現在は違う色に塗り替えられている。

米CINEMABLEND.comによると、この家は「フルハウス」で有名になったため、記念撮影するために観光客が訪れるように。壁やドアの色は違う色に塗り替えられているものの、ファンは「フルハウス」の家が、どの家なのかを知っており、インスタグラムなどのSNSに投稿するため家の前で記念撮影をする者が後を絶たないという。

近隣住民によると、今年、「フラーハウス」の放送が始まったことで、観光客の数は増加。大音量でテーマソングを流しながら、車を走らせる迷惑者もいるそうだ。

今年2月にNetflixで配信が開始された「フラーハウス」は、シーズン2も制作されることが決定。好調なため、しばらく続くのではと期待されている。

今回、サンフランシスコの家が売りに出されたのも、記念撮影しようと訪れる人に家のオーナーがうんざりしているからではないかという憶測が流れている。