故マイケル・ジャクソンのポルノコレクションに関する捜査当局の報告書が公開 娘パリスや甥が非難

現地時間6月21日、芸能サイトRadar Onlineが、マイケル・ジャクソンのものとみられるポルノコレクションに関する、捜査当局の報告書を公開。マイケルの死から7年後に公開されたその内容が注目を集めている。

生前のマイケルは、児童性的虐待の容疑をかけられたものの、裁判で無罪となった。今回公開された報告書は、その捜査の一環で2003年11月に行われた、マイケル・ジャクソンの自宅「ネバーランド」に対する家宅捜査のものだという。

捜査にあたったサンタバーバラ郡地区検察の報告書は88ページもわたり、押収された子どものヌード・セミヌード写真やビデオ、雑誌について書いている。また、「それらの素材は、被害者の警戒心を解く目的で使用され、性的虐待をしやすくすることがある」と述べている。

今回の報道に対し、マイケルの関係者が続々とコメントを発表。今回の報道を強く非難している。

娘のパリス
「残念なことに、ネガティブな要素はいつも格好の餌食。今回のバカげた報道、そして私の父を中傷することでキャリアアップを目指すパラサイトのような人たちのことは無視してほしいの」

「いつも傷つくのは、最も清い心を持つ人ばかり。私の愛する父は、これまでも、そしてこれからもイノセントだと証明され続けるわ」

甥のタージ
「今回の報道には真実なんて一つもない。それに、このような茶番にはうんざりだよ。いい加減、僕らの人生で生計を立てるのはやめてくれ」

マイケル・ジャクソン財団
7年前の6月25日、世界は素晴らしいアーティストで、世界中の助けを必要とする子どもたちを助けるために奮闘した人道主義者を失いました。財団の関係者を含め、マイケル・ジャクソンのファンは、タブロイドの馬鹿けた報道により、名誉を傷つけられるのを見るよりも、マイケルが残してくれた素晴らしい遺産を記憶に留めておきたいと思っています。

今回の報道は全くのデタラメであり、マイケルの命日に合わせ、報じられたと考えざるを得ません。PV目的の安っぽいサイトを通じ、臆面もなくマイケルを餌食にし続ける人は、2005年にマイケルが性的虐待容疑で無罪になった事実を無視しています。

マイケルは今、自身を擁護することができませんが、生前も死後も彼がイノセントであることに代わりはありません。こんなことはこりごりです。