「ワンダーウーマン」リンダ・カーター、「SUPERGIRL／スーパーガール」に大統領役で出演決定

70年代に大ヒットしたアメコミ実写ドラマ「ワンダーウーマン」に主演し人気を博したリンダ・カーター(64)が、女性大統領を演じることが明らかになった。

米HollywoodReporterによると、リンダは米CWで放送される「SUPERGIRL/スーパーガール」シーズン2に、米大統領役として出演する契約を結んだとのこと。第3話に初登場し、準レギュラーとして番組を盛り上げていくとのことだ。

番組プロデューサーのグレッグ・バーランティと、アンドリュー・クライスバーグは、シーズン1放送中に受けた同誌のインタビューで、「シーズン2で、リンダに大統領役を演じてもらうことが夢」だと告白。本当は、シーズン1で「リンダ演じる大統領」を初登場させたかったが、スケジュールの折り合いがつかずに断念。「来年は必ず出てもらうよ」と意気込みを語っていた。

共同ショーランナーのアリ・アドラーも、シーズン1最終話放送直後に受けた同誌の取材で、「リンダに出演してもらえたら最高」「この上ない光栄」だと発言。しかし、この時、リンダのスケジュールは確定しておらず、番組自体もシーズン2を制作できるのかどうかという状態だった。

米CBSで放送がスタートした「SUPERGIRL」は、なかなかシーズン更新の発表をせずファンを不安な気持ちにさせていたが、先月、放送局をCWに移動してシーズン2を放送することが決定。CWは「ARROW/アロー」「The FLASH/フラッシュ」「レジェンド・オブ・トゥモロー」など、DCコミックのスーパーヒーローたちの実写ドラマを放送している局として知られており、その後、4作品をクロスオーバーさせる計画も進んでいると報じられ、ファンを大喜びさせたばかりだった。

1972年度ミス・ワールドのアメリカ代表に選ばれたリンダは、その後、ニューヨークで演劇を学び、1975年に米ABCで放送スタートしたアメコミ実写ドラマ「ワンダーウーマン」でスーパーヒロインを熱演。シーズン2とシーズン3はCBSで放送され、リンダは世界的なスターになった。最近では、2007年に「ヤング・スーパーマン」にゲスト出演し話題に。「SUPERGIRL」への出演は、2013年の「ハーパー★ボーイズ」以来のテレビ出演となる。