ブレイク・ライブリー、“人種差別”だと批判された発言を弁解！「自分の体を自画自賛しただけ」

今年5月に開催されたカンヌ映画祭のレッドカーペットで撮影された自身の写真に「LAの顔にオークランドのお尻」というメッセージを添えインスタグラムに投稿したことで、「人種差別発言」だと批判されたブレイク・ライブリーが、「自分の体を自画自賛していただけ」と弁解した。

「ゴシップガール」のセリーナ役で大ブレイクし、その後、銀幕女優として活躍。「グリーン・ランタン」で共演したライアン・レイノルズと2012年9月に結婚し、2014年12月に長女を出産。現在第二子を妊娠中のブレイク。お腹以外はスリムなため、イベントに出席する度に「美しすぎる妊婦」だと大絶賛されている。

そんなブレイクが、先月開催されたカンヌ映画祭のレッドカーペットで撮影された写真をインスタグラムに投稿したところ、大炎上。黄金のマーメイド・ドレスに身を包んだブレイクを正面と背後から撮影した2枚の写真は問題なかったのが、横に添えた「LAの顔にオークランドのお尻」というコメントが差別発言だと批判が殺到した。

L.A. face with an Oakland booty

Blake Livelyさん(@blakelively)が投稿した写真 - 2016 5月 17 5:04午後 PDT

ブレイクは、「ドレスアップした自分は前から見ると典型的なLAガールっぽいけど、後ろから見るとお尻が大きくてグラマラス」という意味で、サー・ミックス・ア・ロットの大ヒット曲「Baby Got Back」の歌詞とかけたのだと推測されたが、ネット上では、「黒人をバカにしている」「LAは高級でスタイルのよい白人の街だけど、オークランドは貧しくて肥満の黒人の街ってバカにした」と大騒ぎになった。

この騒動から1ヶ月経った今週、ブレイクはゲスト出演したラジオ番組で、問題の発言について弁解した。

6月21日に放送された通信衛星ラジオ局シリウスXMラジオの「Shade 45」で、ブレイクは、問題になった発言について、「誰かを傷つけたり、怒らせたりするつもりはなかったのよ」と謝罪。「わたしはただ、自分の体を自画自賛していただけなの。肉付きがよく、美しいカーブを描いている体型であることが嬉しくて。餓死しそうなガリガリな体型なんかより、よっぽど魅力的でしょ」と弁解した。

また、レッドカーペットの自分は、かなりの手を加えている上でドレスアップをしてるため普段の自分はないとも説明。

「メディアで伝えられるわたしのことだけ見て色々言われるのはフェアじゃないと思う」「現実のわたしは、レッドカーペットのわたしとは全然違って見えるのよ」「あのドレスだって下にはきついコルセットをはめて、体型を変えてたし。レッドカーペットのわたしは最高にイケてるわたしなの。みんな、そんなわたしを見て“あんな体型になんて、なれっこない”って嫌味っぽく受け取るけど、わたしも普段はあんな体型じゃない。家の鏡で見るわたしは、レッドカーペットの最高にイケてるわたしとは別人なのよ」と述べ、「レッドカーペットのためにドレスアップするのは楽しいわ。でも、普段もあんな風に見えるわけじゃない。違うのよ」と理解を求めていた。