ハリウッドで最も稼いだトップ40にTV界から進出したスター&プロデューサーが多数ランクイン

今月発売された米カルチャー誌Vanity Fairの特集「ハリウッドTOP40」に、J.J.エイブラムスやジェニファー・アニストンなど、TV界出身のプロデューサーやスターたちが多数ランクインした。

2009年にハリウッド映画で最も稼いだ40人を紹介するこの特集で、第1位に輝いたのは「トランスフォーマー:リベンジ」などで1億2500万ドル(約112億円)を稼いだマイケル・ベイ。2位は、2009年には監督し公開された作品はなかったものの、ユニバーサル・スタジオ・テーマパークのロイヤリティーなどで8500万ドル(約76億円)を稼ぎ出したスティーブン・スピルバーグ。3位には「2012」のローランド・エメリッヒ監督の7000万ドル(約63億円)、4位は、「アバター」が大ヒットしたジェームズ・キャメロンで5000万ドル(約45億円)がランクインしている。

またこのリストには、テレビ出身、もしくはテレビ業界でも活躍を続けるクリエイターや俳優も多数ランクインしている。

まずクリエイターでは、「LOST」「FRINGE/フリンジ」の製作総指揮者として知られるJ.J.エイブラムスは、映画「スター・トレック」などの収入で3600万ドル(約32億円)を稼ぎ第9位。「CSI:科学捜査班」シリーズの製作総指揮ジェリー・ブラッカイマーは、映画「スパイアニマル・Gフォース」のプロデュースなどで3550万ドル(約32億円)を第10位にランクインした。

俳優では、「セント・エルスウェア」が出世作のデンゼル・ワシントンは「ザ・ウォーカー」「Unstoppable」などの出演料として3100万ドル(約27億円)を稼ぎ13位に。「21ジャンプ・ストリート」が出世作のジョニー・デップは「The Rum Diary」などに出演し21位(2500万ドル/約23億円)。「The Office」のスティーヴ・カレルは「Date Night」などで22位(2500万ドル)。サラ・ジェシカ・パーカーは「Sex and the City」などで24位(2400万ドル/約22億円)。「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のキャサリン・ハイグルは「Killers」などに出演し25位(2400万ドル)にランクインした。

「フレンズ」のジェニファー・アニストンは、「The Bounty Hunter」「そんな彼なら捨てちゃえば?」などで2000万ドル(約18億円)を稼ぎ33位となったが、元夫ブラッド・ピットの現パートナー、アンジェリーナ・ジョリー(32位)に100万ドルの差をつけられた形となった。

なお、ブラット・ピットは「イングロリアス・バスターズ」「Megamind」などで1350万ドル(約12億円)を稼ぎ、リストの最後40位にマークされている。

次世代ハリウッド女優と称されるエヴァン・レイチェル・ウッドやミア・ワシコウスカら、美女9人が表紙を飾っているVanity Fair誌3月号は、2月3日にロサンゼルスで、4日に全米で発売されている。
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