ジャスティン・ビーバー、ステージを立ち去った理由を説明！ 「耳を傾けてほしかっただけ」[動画]

先日、人気歌手ジャスティン・ビーバーが、公演中に突如マイクを放り出しステージを去ったことが大きく取り沙汰されたが、本人がその理由を説明した。

ジャスティンはイギリス公演がはじまって以来、MC中は静かにするようにファンに求めていた。しかし、23日のマンチェスター公演で、ジャスティンはマイクを放り出し、ステージを去る事態に発展。「君たちが今夜、なぜここに来てくれたのかがさっぱりわからない。(...)僕は君たちとつながりたいんだ」と、ファンとの絆を確かめるためにも、静かな時間が必要だと訴えていた。


そんななか、29日に行われたスコットランド・グラスゴーの公演で、ファンに向けてマンチェスター公演での出来事を説明。自身のツイッターにもその際の動画を公開した。

pic.twitter.com/qjTX05wlKG

— Justin Bieber (@justinbieber) 2016年10月30日

「君たちも知っている通り、このツアーはパーパス・ツアーって言うんだ。なぜこう名付けたと思う?誰でもパーパス(目的)を持っているってことをみんなに知ってほしかったからさ。年齢なんて関係ないんだよ」

「人生で大事なことを言おうとした時、特にそれが大きなスケールの話だった時、人は黙らせようとしてくるんだ。つまり僕が言おうとしていることは、物事を歪ませたり、話を聞こうとしない人もいるってこと。もし僕がこのプラットフォームを使って、自分が思っていることを言わなかったら、心で思っていることを口にしなかったら、僕は自分自身に不当なことをしていると思うんだ。ここにいるオーディエンスのみんなにも、正当な扱いをできていないと思うんだ」

「僕は人間だから、何か間違ったことを言ってしまうこともあると思う。でも、僕は自分が完璧だと偽るつもりもないし、毎回正しいことばかりを言おうとも思っていないんだ。だって、そうしたら僕はロボットと同じじゃないか。僕はロボットじゃない。時には取り乱したり、怒ったり、イライラしちゃうこともあると思う。でも、ステージ上ではありのままの自分でい続けるよ」

「もし誰かが真実を捻じ曲げて、『ジャスティンがファンに怒っている。彼はファンに叫んでほしくないと思っている』って言っていたとしても、それは僕がやってることとは全く違うんだ。僕はただ、みんなに聞いてもらおうとしていただけ。もう少し耳を傾けてほしかっただけなんだ。特定の人や都市では、みんな僕のことを聞こうとしてくれなくて、『無理やり押し付けようとしていない』ってことを述べることも時には僕の役目だと思うんだ」

「今夜君たちには感謝しているよ。僕のことを聞いてくれて、理解してくれて、そして一緒にロックしてくれたから。君たちは本当にすばらしい」

近頃、「黄色い歓声に溺れるようなコンサートはやりたくない」と感じていると報じられていたジャスティン。自身の考えや思いを伝え、受け取ってもらうという、シンプル且つポジティブなやり取りをファンと行いたいと思っているようだ。