ジョニー・デップの「ファンタビ」出演に批判の声！ 余波続くドメスティックバイオレンス騒動に、原作者や監督が擁護

人気児童書「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ・K・ローリング(51)が、シリーズ最新作である映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編に出演することが決定したジョニー・デップ(53)を擁護した。

「ハリー・ポッター」本編に続き、いよいよ11月23日に公開されるスピンオフ第一弾「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。公開に先駆け、シリーズは五部作となることがすでに発表されており、2018年公開予定の第二作目には、ゲラート・グリンデルバルド役として、先日、ジョニーがキャスティングされたことが明らかとなった。

しかし、ジョニーが元妻アンバー・ハード(30)との離婚をめぐり、ドメスティックバイオレンスの有無が取り沙汰されていたことなどから、一部のファンはジョニーの起用は作品や役柄に「ふさわしくない」と批判。これに対し、原作者であるJ・Kが、「ファンタビ」第一作の米ニューヨーク・プレミア会場にて、彼を擁護している。米Perezhiltonがよれば、J・Kは、これまでのジョニーの「輝かしい」功績をたたえ、彼を「喜んで」迎え入れると述べた。

さらに「ハリー・ポッター」シリーズ四作と、ファンタビ第一作を担当し、話題の第二作も監督するデヴィッド・イェーツも、「われわれを信じ、ジョニーが映画で何をするのか目にしてほしい」と、J・Kに同調。第一作目では彼の出番はわずかであり、次作ではかなり増えることを明らかにし、「ジョニーにはとても普通ではありえない才能があり、その才能は決して衰えはしないことを、思い出してほしい」と述べた。

さらにとっておきの情報として、「ジョニーは熱狂的なポッターファン。彼は作品の世界観を愛しているし、シリーズに関われることに大興奮している」と暴露。「実を言えば、彼は脚本を読まないうちから“乗った”と出演を許諾したんだ」と“相思相愛”ぶりを明かした。