Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

映画「タイタニック」の結末は間違っている!? TV番組の指摘に監督が反論

2017年2月2日
左からジェームズ・キャメロン、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット左からジェームズ・キャメロン、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
WENN.com
映画「タイタニック」を手がけたジェームズ・キャメロン監督が、同作のエンディングは非現実だと指摘したTV番組を批判した。

監督が批判したのは、オーストラリアの「怪しい伝説」というTV番組。ディスカバリーチャンネルおよびBBC 2で放送されていた番組で、アメリカの巷で囁かれる都市伝説等の怪しい噂を検証していくというものである。

この中で番組の司会者はタイタニック号が海に沈んだ後、レオナルド・ディカプリオが演じるジャックは流れてきたドアの上でケイト・ウィンスレット扮するローズと一緒に助かることができたはずだと指摘した。

映画では船が氷山に衝突して沈没し、ジャックは恋人を救うために彼女をドアの上に乗せて自分は海水に浸かっていたが、やがて海の底へ沈んでしまう。

キャメロン監督は2012年に「怪しい伝説」に出演して、この展開が正しいと主張したが、司会者らはローズとジャックは助かることができたと譲らなかった。監督は今回、米サイト「The Daily Beast」とのインタビューで、このときの意見の不一致について事実関係をはっきりさせた。

「いいだろう、実際に演技で示してみせよう。君はジャックで、零下2.2度の海水に浸かっている。すると脳は低体温症を起こすだろう」

「『怪しい伝説』の理論では、君が自分と彼女の救命胴衣を取り外し、この(ドアの)下に潜って、これが2分後に流されないように何かに取り付けてと言う。つまり、君は零下2.2度の海水の中でこれを結びつけるというわけだ。それだけで5分か10分はかかるし、戻ってくる頃にはすでに死んでいるだろう。うまくいくはずがない」

「彼にできる最善の選択は、上半身を水面から出して、死ぬ前にボートか何かで引っ張り上げられるのを祈るだけだ」

さらに監督はこう続けた。「彼ら(『怪しい伝説』の司会者)は面白いし、出演したのは楽しかったけれど、言っていたことはデタラメだよ。いいかい、これはとてもシンプルなことなんだ。脚本の147ページには『ジャックはボードから下り、彼女が助かるように自分の場所を譲る』と書いてある。ただそれだけのことだ。後の解釈は好きにやればいい」

©Cover Media/amanaimages
 
映画「タイタニック」映画史上最高のキスシーンに選出(2017年1月10日)
ケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオが「タイタニック」で見せたキスシーンが、映画史上最高のキスに選ばれた。   現在では共にオスカー俳優となったケイトとレオは、1997年に公開され、191...
ジェームズ・キャメロン監督、「アバター」続編4本は毎年の連続公開を計画(2016年9月20日)
ジェームズ・キャメロン監督が、映画「アバター」の続編4本のうち、最初の作品を2018年に公開し、残り3本を1年おきに公開することを考えている。   2009年に公開され、サム・ワーシントン、ゾーイ・サ...
ジェームズ・キャメロン、「アバター」の続編計画をサプライズ発表! 2018年から4作を順次公開へ(2016年4月15日)
ジェームズ・キャメロン監督が、2009年公開のヒット作「アバター」の続編計画をサプライズで発表。2018年から4作が順次公開されるという。 4月14日、キャメロンは、米ラスベガスで行われているシネマ...
超話題のシリーズ最新作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」7分間にも及ぶ、ファン必見の撮影舞台裏メイキング映像解禁(2015年7月13日)
SFアクション映画の金字塔「ターミネーター」シリーズ最新作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」が今月10日(金)よりついに全国公開を迎えた。そしてこの度、7分間にも及ぶ本作の超貴重なメイキング映像が...
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ