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バフィーが出演拒否??

2001年1月25日
アメリカではWB局で人気放送中の「バフィー・恋する十字架」だが、局の経済的困難から放送局変更の危機に瀕している。しかし、肝心の主演バフィー役サラ・ミシェル・ゲラーが局が変わったら出演を辞退すると最近宣言した。

現在5シーズン目に入ったバフィーは、シーズンごとに制作費が膨れ上がってきている。この番組から人気が出たサラをはじめとした出演者のギャラも高額になった上に、当初はスケールが小さかったアクションシーンも、最近は爆発あり、CGありの豪華版。今シーズンに入ってからは1エピソードごとの制作費が約100万ドル(約1億2000万円)までにもなっていた。

地上波のABCやFOXに比べてWBはケーブル局で、比較的小規模と言われているが、AOLタイムワーナーの傘下にあることを考えると財政難だというのはやや信じがたい。もし局を移ることになったらABCやFOXが候補に上げられているが、主役のサラに出演を拒否されてはもともこうもない。

サラは安定したファン層がついているWBをよりどころと考え、WB以外で放送されるバフィーは考えられないと言うのだ。日本では俳優がドラマの制作や財政面に口を出すことはまずないが、このようなシチュエーションでは主役の権力の大きさが前面に出された形となった。サラ、若いのに、やるねぇ~~~。
 
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