ジェイ・Z＆カニエ・ウェスト、仲違いの原因はコンサートでの暴言？

もともとは親友同士だった、ジェイ・Z(47)とカニエ・ウェスト(40)が、仲違いした原因が判明?　コンサートでの暴言に、カギがあるようだ。

ジェイ・Zが6月30日に電撃リリースした最新アルバム「4:44」収録曲にて、カニエを痛烈に批判したこと。さらに、カニエがジェイの運営する音楽配信サービス「TIDAL」に対して契約違反を主張し、未払い金300万ドルの支払いを求め、ついには同サービスからの離脱にいたったことから、にわかにふたりの仲の悪化がホットなトピックになっている。


かつては仲が良かったはずのジェイ・Zとカニエの間に、いったい何が起きたのか。米TMZは、「決裂のきっかけ」がかつてのコンサートにあると報じている。

発端は昨年11月19日に、カニエ・ウェストが米カリフォルニア州サクラメントで開催したコンサートだと同メディアは報道。このとき、彼はステージ上で、ジェイ・Zの妻であるビヨンセが、「自分にVMA最優秀ビデオ賞を寄越さないなら、授賞式でのパフォーマンスはしない」との主張を通したと爆弾発言。「別にビヨンセをディスりはしない」としながらも、「聞いてがっかりした。本当に傷ついた」とこぼした。


ジェイ本人に対しても、「なぜ電話をくれないんだ」と愚痴を続け、さらにはオバマ元大統領、ヒラリー・クリントン、ラジオ局宛てと文句は続き、このときの「カニエ乱心」はメディアでも大きく取り上げられた。

関係者が述べるには、当時のカニエはメンタルの治療を受ける直前であり、かなり不安定な状態だったとのこと。「誰にだってジェイが腹を立てることは理解できる。でもカニエはそうじゃなかった」と話し、今回、ジェイから楽曲で罵られたことも、彼にとっては「ショックだった」のだという。