アリアナ・グランデと共演した合唱団が、チャリティアルバムに参加！ 「One Love Manchester」の感動が再び

アリアナ・グランデ(24)と、慈善公演「One Love Manchester」で共演した合唱団が、チャリティアルバムに参加することが発表された。

「Parrs Wood High School Harmony Group」は、地元である英マンチェスターにて、5月22日にアリアナ・グランデのコンサート会場で起きた爆弾テロ事件に際し、被害者支援のため、「マイ・エヴリシング」のカバー動画を公開。6月4日にアリアナが同じ目的で開催した慈善コンサート「One Love Manchester」の舞台でも共演を果たした。

【動画】アリアナ・グランデと、合唱団が共演! 「マイ・エヴリシング」


英DailyMailによれば、このたびこの合唱団は、チャリティアルバム「Choirs With Purpose」に参加することが決定。収益寄付のため、ひと肌脱ぐことになったという。

この合唱団に所属する2名の生徒も、事件当日、現場に居合わせた被害者だった。そのうちのひとり、ショーナ・バーンズさん(17)は、「私たちは運よく逃げ出すことができて、家族のもとへ帰れた。だけどそうじゃなかった人々もいたんです」と、命を落とした22名の犠牲者への思いを告白。「何かしなくちゃいけないと思った」と話した。

同じく事件に巻き込まれたアダム・カーンさん(17)は、このレコーディングを「セラピーのようだった」と表現。「事件のことを、いまだに考えてしまうことがあるけれど、歌っているときは、被害者のみなさんのため寄付金を集めるんだと、ポジティブな面だけに思いを向けられた」と、複雑な胸のうちを明かした。

ソロパートを歌う、ナターシャ・セスさん(12)は「私たちがとても大きな支援を受けられたことに、感謝しています」と話し、アリアナとの共演を「大勢の観客が目に入って、とても緊張しました。“ワオ、すごい人数”って。だけど歌いはじめたら緊張はどこかへ飛んで行って、アメージングな気持ちになれたの」と振り返った。

【動画】Parrs Wood High School Harmony Groupが、寄付を募るために公開した動画