エミー賞受賞の大人気コメディ「Veep/ヴィープ」、シーズン７で放送終了が決定

米HBOの人気海外ドラマ「Veep/ヴィープ」が、シーズン7をもって放送終了することが決定した。

ジュリア・ルイス=ドレイファス主演の同作は、アメリカの女性副大統領セリーナの姿を描く政界コメディ。2012年の放送開始し、エミー賞「コメディ部門」作品賞を2年連続、主演女優賞を5年連続受賞している。

米Hollywood Reporter誌ほか複数のメディアが報じたところによると、「Veep/ヴィープ」がシーズン7で放送終了することが決定。ジュリア・ルイス=ドレイファスは同メディアに対し、「このシーズン7で終えるべきなのは明らか。これまでの繰り返しは避けたいし、長く続けて愛想を尽かされてしまうのも嫌だから。ストーリーは、シリーズの終了を感じさせてくれるものになる」とコメントしている。

HBOのケイシー・ブロイス氏も声明を発表。「『Veep』を次のシーズンで終わりを迎えさせるという決断は、うれしくも悲しいものでした。我々は番組と、番組に関わったすべての人のことが大好きです。批評家やアワードで高く評価されてきたセリーナ・マイヤーの旅を終わりにするというプロデューサー陣の決断を尊敬します。素晴らしいコメディセンスを持ったジュリア・ルイス=ドレイファスは、セリーナに力強い存在感と活気に満ちたウィットを提供し、テレビ史におけるアイコニックなコメディ・キャラクターとしての地位を確固たるものにしました。最後となるシーズン7をプロデュースすることを心待ちにしています」と述べた。

「Veep/ヴィープ」シーズン7は、全米で2018年放送予定。日本ではHuluにてシーズン4まで配信中。