ディラン・オブライエン、撮影中の事故での壮絶体験を語る 「顔の半分をすべて骨折したんだ」

俳優ディラン・オブライエン(26)が、映画撮影中に遭った事故での壮絶体験を語った。

2016年3月、ディランは「Maze Runner: The Death Cure(原題)」の撮影現場にて、バイクでのスタントシーンを撮影中、事故により負傷。一時は「深刻」とも伝えられ、震盪(しんとう)、顔面の骨折、裂傷などの治療には、長い時間を要した。

ディラン・オブライエンは、「SF Chronicle(原題)」のインタビューにて、事故の詳細を語っている。

「震盪がいくつか、頭部にも外傷を負ったよ。顔の半分の骨を折ったことになる。顔面再建手術を受けなくてはならなかった。いまぼくの顔には、プレートが入っているんだ」

ディランいわく、「ぼくの顔は、二度と以前のようには戻らない」とのこと。しかし彼は、「いまではこの経験も、幸運だったと思えるようになった」と前向きに発言しており、事故を乗り越えつつあることや、「最高のドクターに出会えた」と述べている。

ディラン・オブライエンは、すでに仕事に復帰しており、今月には主演作「American Assassin(原題)」が全米で公開を迎える。また、事故の影響で制作が遅れた「メイズ・ランナー」シリーズ最新作も、来年1月の公開予定が明らかとなっている。