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ポール・ライザー、番組打ち切り後に屈辱の「番宣」

2011年4月30日
俳優が自分の出演する新番組の宣伝のためにトークショーに出演するのはよくあること。しかし番組を宣伝しにやってきた時にはすでに番組が打ち切りになっていた! そんな信じられないことが現実に起こった。

人気コメディ海外ドラマ「あなたにムチュー」(原題:Mad About You)の出演で日本でもよく知られている俳優のポール・ライザー。彼が主演する12年ぶりとなるTVコメディドラマ「The Paul Reiser Show」がNBCでスタートしたのは、4月14日(木)のこと。

ポールはその後すぐに、同局で人気のトークショー「The Tonight Show with Jay Leno」にも出演が決まる。自分の新番組を張り切ってアピールするつもりだった。

しかし番組は低調なスタート。21日(木)の2回目の放送ではさらに視聴率がダウン。この時点でNBCは「見込みなし」と判断したのだろう。翌日22日(金)に早くも番組の打ち切りを発表した。

しかしポールの「The Tonight Show」への出演はその3日後の25日(月)に予定されていた。ゲストは前々から決まっており、そう簡単に変更できるものではなかったのだろう。ポールは勇気を持って屈辱的とも言える「番宣」出演を果たした。

【動画】ポール・ライザーが「Tonight Show」に屈辱の出演


話しにくそうにしているホストのジェイ・レノに対して、ポールはコメディ俳優らしく、皮肉やジョークを交えながら打ち切りに至った経過を話す。

「NBCから電話をもらって『来週から番組がはじまるよ』って言われたんだ。僕は『プロモーションは大丈夫かい?』って聞いたら、NBCは『大丈夫。いい時間帯だよ。アメリカン・アイドル(視聴率が常にNo.1の番組)と同じ時間帯だよ』って言うんだ(苦笑)。」

「先週の金曜日、彼ら(NBC)はパニック状態で、もう番組は終わりだって言ってきたんだ。」

「NBCは伝統的に間違った判断はしないんだ。そうだろジェイ」(※)

「でも僕は恨んだりしないよ。ビジネス上の判断だからね。NBCは大きな会社だし、ネットワーク局の中で“最低の視聴率”を稼いでいる局だから、それを変えるようなことはしちゃいけないんだって理解したよ(笑)。」

4大ネットワーク局の中で最も視聴率が低迷しているNBCへの強烈な皮肉も交えながら、最後までユーモアを貫き通したポール・ライザー。TV界への久々のカムバックはほろ苦い結果になったが、観客を楽しませる腕は健在のようだ。ぜひ新たなチャンスを見つけて我々を楽しませてほしい。


(※)NBCは2009年にジェイ・レノのトークショーの放送時間を変更するも視聴率は低迷。結局、放送時間を元にもどすが、その後の時間帯に番組を持っていたコナン・オブライエンと泥沼の争いとなり、NBCは約42億円という巨額の違約金を支払いコナンを解雇した。

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