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「グレイズ・アナトミー」パトリック・デンプシーが降板を示唆

2011年6月1日
人気海外ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」でデレク・シェパード役を演じているパトリック・デンプシーが、番組を降板する可能性が報じられた。

ヒューマン医療ドラマとして長年人気を誇っている「グレイズ・アナトミー」は、アメリカで5月19日にシーズン7の最終話が放送されたばかり。シーズン8は、来シーズン(2011年~2012年)のラインナップとして放送が予定されている。

米TVLineによると、先日、カンヌ国際映画祭に出席したパトリックは、イタリアの「Vanity Fair」誌のインタビューに答え、次のシーズン8で「グレイズ・アナトミー」から降板することを示唆。

「他のキャラクターがどうなるかは分からないけど、僕に関して言えば、次が最後のシーズンになるだろう」と語ったパトリックは、「グレイズ・アナトミー」は自分にとって、すばらしいキャリアであり、人生の大切な一部だが、これ以上は続けられないだろうと述べたという。

近年、パトリックは映画出演も目立っており、「魔法にかけられて」「近距離恋愛」といったヒット作に主演しているほか、今夏公開予定のスティーヴン・スピルバーグ、マイケル・ベイが手がけるアクション大作「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」に出演するなどの活躍を見せている。

TVLineは、番組クリエイターのションダ・ライムズが、パトリックだけでなく、エレン・ポンピオ、チャンドラ・ウィルソン、サンドラ・オー、ジャスティン・チェンバースといったオリジナル・キャストにとっても、最後のシーズンとなる可能性があることをほのめかしたと報じている。

ションダは「デレクとメレディスは永遠に結ばれる運命だと感じている」と語ったというが、果たして「グレイズ・アナトミー」の次シーズンはどのような展開となるのだろうか? 続報に注目したい。
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