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「ヤング・スーパーマン」サム・ジョーンズ3世、服役を開始

2011年12月15日
人気海外ドラマ「ヤング・スーパーマン」でピート・ロス役を演じていたサム・ジョーンズが、今週、刑務所に入所した。

サムは、2008年4月から7月の間に麻薬売人として捜査していたアメリカ連邦麻薬取締局の覆面捜査官に、麻薬売買を目的に接触。サムは共謀者2人に2万 7千ドルを渡し、共謀者らは覆面捜査官に7万5千ドル(約600万円)を支払い、おとり用の偽薬を9千錠受け取った。この違法売買に関わった罪で、サムは、2009年10 月に逮捕。今年6月に、ロサンゼルス連邦裁判所から禁錮366日の実刑判決を受けた。

裁判で連邦捜査班は禁錮5年を求刑していたが、裁判官は、サムが今回の麻薬売買事件では端役的存在であったことから、大幅に減刑したと述べている。

米TMZによると、サムが入所したのはカリフォルニアのロンボックに位置する低警備の刑務所。2012年のほとんどを、ここで過ごすことになるが、連邦捜査班が禁錮5年を求刑していたことを思うと、1年で出られるのは、ラッキーだといえるだろう。

バスケットボール殿堂入りをしている元NBA選手サム・ジョーンズの息子であるサムは「NYPDブルー」で役者デビューを果たし、その後も「ザ・プラクティス」「ER 緊急救命室」「CSI:科学捜査班」など数多くの人気ドラマに出演。「ヤング・スーパーマン」でのピート役は高い評価を得ており、新番組への出演も決まっていたが、逮捕されたことにより取り消されてしまい、無職になってしまった。

私生活では、パーティー好きなことで知られ、一卵性双生児のプレイメイトとして有名なシャノン姉妹のカリッサ・シャノンと交際。セックス・テープも流出し、大きな話題となった。

11月にパパラッチから話しかけられたときに、「2012年に、オレは生まれ変わる」と宣言したサム。「オレはこの3年間、子供たちの良き相談相手、メンターとしての活動をしてきた。きみたちは、このことを報じないけどね」「パーティーを減らし、仕事を増やす。青年たちにインスパイアしてもらえるようにね」とも語っており、改心の姿勢を見せている。
 
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