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ワム! ジョージ・マイケルが生死の境をさまよう

2011年12月25日
肺炎により、訪問先のオーストリアで入院生活を余儀なくされていた歌手ジョージ・マイケルが退院してロンドンの自宅に戻り、一時は危篤状態にあったことなどを明かした。

ワム!のクリスマスソングが街をにぎわせていた頃、当のジョージは生死の境をさまよっていたそうだ。

【動画】ワム! 「ラスト・クリスマス」を歌うジョージ・マイケル


11月末、ヨーロッパツアーで訪れたオーストリアで、高熱のためダウンしたジョージは、肺炎のため意識不明の重体になり、約1か月間の入院生活を余儀なくされた。

当然、ツアーは中止になり、両親や同性の恋人ファディ・ファワズ、2009年に破局したケニー・ゴスらが駆け付け、懸命に励まし続けたという。

一時は危篤状態だったジョージも、呼吸を確保するために喉を切開する手術などが成功し、クリスマスは自宅で恋人と過ごすことができたようだ。

歌手だけに喉の具合が心配されるが、まだまだ声を出すのはつらそうにみえるものの、一時的なもので、治れば大きな声も出せるとのこと。ファンも一安心だろう。

昨年は、薬物を使用したまま車で事故を起こし、実際に4週間の刑務所暮らしを余儀なくされたジョージ。今年は、肺炎で死にかけるなど災難続き。

ただ、退院できたことで「ここにこうして生きていられることは本当に幸運。僕は新しく生まれ変わったんだ」と嬉しそうに語っており、来年をいい年にすべく、きっと心を入れ替えたに違いない。