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「FRINGE」シーズン5放送決定、いよいよ感動のフィナーレへ

2012年4月27日
米FOXが、同局で放送中の人気SF海外ドラマ「FRINGE/フリンジ」の、今秋から始まる次期シーズン(シーズン5)の制作・放送を決定した。

今回、通常のシーズンの約半分の13話の放送が決定された。この13話で2008年から世界中のファンを楽しませてきた「FRINGE」がついにフィナーレを迎えることになると見られている。

「今回、最後の13話の放送が決まったことで熱心なファンが満足するような劇的な結末を楽しんでもらえるだろう」「番組が終わってしまうのはほろ苦い思いだが、とてもエキサイティングな最終章になるだろう」と、FOXエンターテイメント社長ケヴィン・ライリーは4月28日の公式声明でコメントした。

「FRINGE」は、最近の収益状況が芳しくないことから、来期の更新が危ぶまれていた。ケヴィン・ライリーは1月、「言いにくいことだが、この番組はお金がかかりすぎる。大赤字なんだ。いまの視聴率では利益を出すのはほとんど不可能。検討の必要がある」とコメントしていた。

こうした状況に対応して、制作サイドは、来シーズンの放送が決まった場合と、今シーズンで放送が終了する場合の両方に備えて、2つの異なるバージョンのシーズン最終話を用意していたと伝えられている。

今回、「FRINGE」が来期13話、放送されることが決定したことで、TVシリーズ番組の大きなマイルストーンとされる第100話に到達する見込みとなった。100話以上のエピソードがあることで、米国シンジケーション市場での流通機会も格段にアップするため、「FRINGE」はこれからも時代を超えて繰り返し視聴され続けるシリーズの仲間入りをしたことになる。

「FRINGE」今シーズン(4)の最終話は全米で5月11日に放送予定。そして最終となるシーズン5は今年の秋から放送スタートする。
 
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